みなさまごきげんよう。
今回は8月の振り返りです。
8月のお茶のお稽古は茶箱でした。
なぜ8月に茶箱?
いくつか理由があると思いますが、暑いので
・ 大きなお釜より小さい瓶掛で火の気を小さく。
・ 外の風にあたり、広い場所でお茶を。(紫外線対策必要ですが)
というのがあるかと思いますが、もう一つ考えられるのは
・ 大宗匠が特攻隊員に茶箱でお茶を点てられました(和敬点)ことから、8月は終戦記念日。
このため一番の理由は平和を祈るためだと、私は思います。
この夏バテバテだった私は8月のお稽古は全く頭が回らず、茶箱は散々でした。基本の「卯の花」もダメダメでした。
茶箱は好きなお点前だったのに、嫌いになりそうになってしまいました。気が向いたら大学に持っていって練習しようかな?
さて、暑いので家族からは「キモノ着るの!?」と言われましたが、昨年秋に仕立て上がった新しい夏着物をどうしても着たくて頑張りました。カメラの調子が悪く、正面の写真のみです。
綿紅梅の着物です。フリマで反物を購入し、Creemaの和裁士wasai ojimamiさまに仕立てていただきました。
1300万作品が出品中!日本最大級のハンドメイドマーケット。Creema
綿紅梅は主に綿の太い糸と細い糸で格子状におられたものです。太さの異なる糸で織られているので、表面に凸凹ができ肌に直接密着しないのでとても涼しいのです。この凸凹を意味する「勾配」から「紅梅」と趣ある名前になったそうです。
(引用)綿紅梅とは - きもの用語大全
透け感もあるのできちんと長襦袢を着る必要がありますが、綿麻の着物よりダンゼン軽くて涼しかったです。この綿紅梅は麻が15%含まれていますが、絹のしなやかさも麻のパリっと感も少なく私には着付けが難しかったです。聞くところによると絹紅梅(綿糸と絹糸で格子状に織られた紅梅)はもっと涼しいようなので、来年までに絹紅梅の夏着物を仕立てたいな(お高いけど)。絹が含まれるので着付けはしやすいのかしら?
それではまた。