季節の草花と一緒にお茶でも

理系研究職の傍ら、茶道・ガーデニング・料理など日々の暮らしを綴っています

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着物でお稽古に ㉚  茶箱で平和を祈る

日曜日はお茶のお稽古でした。当日は最近にしては暑さが和らいでいた方でしたが、普通に暑かったです。

着物はブログにupするのが恥ずかしいくらい、毎回同じ浴衣着物。。。

ご興味のある方はこちらをどうぞ。

着物でお稽古に ㉙ 夏バージョン - 季節の草花と一緒にお茶でも

 

今回は帯揚げの赤い飛び柄を少し見えるように意識しました。単なる自己満足ですが。

後姿を撮影してもらおうとしたら、カメラが充電切れ。帯が下がり気味になるのが目下の課題です。どうしたらブログ友のように帯が上がったままになるんだろう? 体型のせいかしら?

 

さて、お稽古は今回も茶箱。

先週は「卯の花点前」と「和敬点」、今週は「雪点前」を2回お稽古させて頂きました。

茶箱は昨年ブログにも載せましたが、このようなものです。これは雪点前のつもりです。職場で茶箱をしたので鉄瓶もありません。このように箱の中にお道具全て仕舞って持ち運びができるので場所を問わずにお茶を楽しむことができます。お湯は水筒に入れていけばいいのですから。

 

そして私ごときがここで記述するのはおこがましいのですが、

第二次世界大戦中の昭和18年、14代家元淡々斎と薬師寺の橋本凝胤管が海軍に陣中見舞いとして卯の花点前を陣中用として改良して50個の茶箱を贈られました。それを戦後に再度改良したのが「和敬点」。淡々斎の御子息である15代家元、現在の鵬雲斎大宗匠は出征されており、実際に戦友にお点前をなさったとか。NEWSポストセブンのサイトに大宗匠がお茶を点てられている写真が紹介されています。

また昨年毎日新聞で、大宗匠戦争と平和について紹介されています。なぜ世界では戦争が繰り返されるのか。有料記事ですが心にしみる記事です。(この記事は全部無料で公開して欲しい)

mainichi.jp


航空基地で搭乗員仲間に請われ、千さんがお茶を点てたこともあった(千さん提供)。

【写真】特攻を志願した青年たち――裏千家前家元、SONY元副社長ほか|NEWSポストセブン


絶対に戦争を起こしてはならない。

今年の終戦記念日は仕事なので、前日に和敬点をお稽古し平和を誓おうと思う。

 

それではまた。

ごきげんよう

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