季節の草花と一緒にお茶でも

理系研究職の傍ら、茶道・ガーデニング・料理など日々の暮らしを綴っています

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ミドリヒメヨコバイ 駆除

昨日から日曜日まで夏休み第一弾。

とりあえずはお寝坊。

次にお洗濯。

そして次に高3娘ちゃんとお勉強。

夕方、全ての洗濯物を取り込んだ後、本日のメインイベント。

 

ミドリヒメヨコバイの駆除。

 

昨年も駐車場横にあるハナモモの木に大量の小さな虫、ミドリヨコバイが発生し、横を通るたびに極小の虫が舞うので、師匠に連絡し消毒してもらいました。翌日には一匹も飛ばなくなりました。

そして今年4月末にも同じミドリヒメヨコバイが大量発生。また師匠に消毒依頼。

しかし3か月半過ぎてまたもや大量発生。前回対処療法として、発生している木に水をかける放水処置を施したので、今回も数日放水してみたら逆に逃げたミドリヒメヨコバイが家の中にまで入ってきてしまった。虫嫌いの子供らが大騒ぎ。私が帰宅したら息子がキンチョール片手に格闘しており、部屋中がキンチョール臭い。逆に気分悪くなる。

この猛暑の中、師匠に消毒だけに来ていただくのは申し訳ないので、消毒法を伝授して頂きました。

① 虫取り粘着シート

これは師匠から伝授してもらったのではなく、私が試してみたもの。ハナモモの木に2枚ぶら下げて、1日様子を見ました。苦手な方もいらっしゃると思いますので、写真は小さくしました。12cm×20cmの両面粘着シートにぎっしりとヨコバイが捕獲されました! 凄い捕獲力!

しかし、これだけ捕獲したのに、飛んでいる虫が減った感じがしない。どれだけいるのか!?

 

② スミチオン・オルトラン

発売以来40年以上、高い効果と安全性が評価されているロングセラーの殺虫剤。

今回はスミチオンとオルトランの混合剤を用いました。

<追記> 最初の2回はスミチオンのみ、3回目はスミチオン・オルトラン混合剤を用いました。

オルチオンを1000倍希釈して、噴霧器で散布。

今回、手動蓄圧式の噴霧器を新たに購入しました。

帽子とマスクを装着して、ハナモモ全体(特に葉の裏側)にスミチオンを4L散布。最初は大量のヨコバイの反撃にあいましたが、しばらくするとほぼいなくなりました。

 

そして翌朝。

師匠が消毒した時は全く虫が飛ばなかったのですが、今回はまだ数十匹飛んでいました。師匠は消毒前に伸びすぎた枝を剪定し、風通しよくしてから消毒したからでしょうか。噴霧の仕方もプロですしね。しかし今回、剪定せずに素人噴霧でも数は大幅に激減しました!ハナモモの木の下には大量のヨコバイが落ちていたので、スミチオンで相当数が退治されたと考えていい。

師匠によるとスミチオンは1時間ぐらいで効果があらわれ、もしヨコバイが残っているようだったら1週間後にもう一度散布した方がいいとのこと。

(その後の経過報告はこの記事の後半に追記)

 

部屋の中にもまだ数匹飛んでいたので、子供らから「部屋の中にも粘着シートをぶら下げて」とリクエストがあり、一枚ぶら下げました。

あっという間に一匹捕獲。

凄いシートです。

今日も洗濯、部屋の片づけ、娘の勉強。いつもしてあげられないことをしようと思います。

息子は部活。

 

それではまた。

みなさま、コロナと熱中症にお気をつけて。

ごきげんよう

 

その後の追記)

8/14 直後はヨコバイの数は激減したのですが、2日後からまた増えてきたので(最初の数ほどではない)、一週間を待たずに第2回のスミチオンを噴霧。そしてヨコバイの数を把握するために粘着シートをぶら下げた。2時間後、ハナモモの木の下には大量のヨコバイが落ちていた。

8/16 回目のスミチオン噴霧がら2日経った。1回目の2日後と比較して、飛んでいるヨコバイの数は大幅に減った。今日はスミチオン噴霧はなし。新しい粘着シートを取り付け、長い棒を使ってハナモモの枝と葉っぱを叩いて残っているヨコバイを追い出し粘着シートで捕獲する作戦に切り替えた。今日は飛んでいるヨコバイはかなり少ない量だった。

8/24 スミチオン噴霧2回目(8/14)以降、スミチオンは噴霧していない。少しはヨコバイは飛んでいるが大量ではない。朝晩とハナモモの枝を叩いてヨコバイを追い出し粘着シートで捕獲するうちに少しずつ減っている感じがする。

8/26 飛んでいるヨコバイは多くはないが、葉っぱを叩くとそれなりに飛んでいる。夏休みだったので3回目のスミチオン噴霧を行った(2回目噴霧から12日後)。今回はスミチオン・オルトラン混合のオルチオンを用いた。噴霧する前に私が手が届く範囲で少し枝を剪定した。噴霧後黄色い虫取り粘着シートを3枚ぶら下げた。 翌朝(8/27)、ヨコバイはほとんど飛んでいないが、粘着シートには全部で20×3×2=120匹程度は捕獲されていた。ヨコバイの寿命は夏場で一か月程度。薬剤耐性が増えてしまうので、オルチオン噴霧は今回で終わりにしよう。粘着テープで抑えら/れればいいのだけれど。

8/29 3回目噴霧から3日後経った。今度こそかなり駆除できたようである。ヨコバイが全く飛ばなくなった。このまましばらく落ち着いてくれることを祈るばかり。粘着シートはしばらくぶら下げよう。

9/20 8/29以降、スミチオン噴霧していない。粘着シートはまだぶら下げており少数のヨコバイは捕獲されているが、飛んでいる感じはしない。ヨコバイ以外にも

チュレンジハバチなど他の虫も捕獲されている。自然界の虫をやたらに捕獲するのも心が痛いが、ヨコバイとチュウレンジハバチのみ捕獲してもらいたい、わがままな私である。

 

2023年3月31日

まだ飛んでいるようには見えないが、「念のため」粘着シートをぶら下げてみたところ。。。 たった10分で相当数が捕獲された。

「試しに」枝をゆすってみたら、たくさん飛んでいるではないか!!!

恐るべしミドリヒメヨコバイ。

しばらく粘着シートで捕獲を続けよう。

 

2023年10月31日 追記

基本的に上記の方法で日々駆除している。

ただ要注意なのはこの虫取り粘着シートが強力だということです。

これまでに捕獲されたのは小虫の他に、

・ アゲハ蝶

・ ヤモリ

・ シジュウガラ!(涙)

です。

お気をつけあそばせ。

 

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