季節の草花と一緒にお茶でも

理系研究職の傍ら、茶道・ガーデニング・料理など日々の暮らしを綴っています

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着物でお稽古に 再開 55, 56

みなさま

ごきげんよう

 

お茶のお稽古を再開しました。

師匠のご厚意で、土日両日ともお稽古に参りました。

 

お稽古仲間のTさんとも2か月ぶりにお会いし、思わず「会いたかった~~」と抱きついてしまいました。

職場の同僚でもママ友でもない、趣味のお友達というのはまた違った意味で気が休まりますしリラックスできました。

土曜日はリハビリとして濃茶平点前と棚の初炭をご指導いただきました。体が覚えていたようで足も痺れず、なんとかお濃茶の中蓋(お湯が冷めないように途中で窯の蓋を閉める)もできました。炭が擦れる音も気持ちがいい。

帰る時に「明日、隅炉をするから予習できたらしていらしてね」と。

 

日曜日は今月末にお稽古茶事が開かれるので茶事のお勉強と隅炉(本勝手と逆勝手)。茶事は残念ながら私は学会があるので参加できませんが、ご欠席が出た場合はピンチヒッターとして入ることになりました。私は茶事のお客として1回、水屋として1回しか経験がないので、まだまだ自信がありませんが、お稽古するたびに少しずつ理解しつつあります。チャンスがあれば何回でもお茶事を経験したい。個人的には水屋の方が好きなんですけどね。

お茶事のお稽古が終わって私だけ居残り。私は昨年と今年は娘の受験で1月と2月のお稽古をお休みしているので、先生のご厚意で「隅炉」のお稽古を個別でお稽古して下さったのでした。

隅炉は小間の茶室の炉の切り方のひとつで、点前畳の中に客畳と反対の方にあたる勝手側の向う隅に切った炉のことです。隅炉は、客との間合いが遠くなるために、二畳以下の炉に適しています。

隅炉がある茶室は利休が秀吉の命を受けて作ったとされる国宝の「妙喜庵」の待庵です。待庵なしにはそれ以降の茶室が成立しないといわれ、茶道のお稽古ではとても大事なお稽古です。
「建築の日本展」プロジェクト紹介#2《待庵》 | 森美術館 - MORI ART MUSEUM

逆勝手は乱暴な説明ですと「左右が逆のお点前」。体が覚えてしまっているのですもの。注意して意識しないと間違ってしまいます。お客様との向きが通常と逆なので、「きれいなものはお客様の方に、汚れたものは見えない方に」と意識すれば半分は間違えないかな? でも間違います(トホホ。。。)

お稽古しながら、師匠と色々とお話させて頂きました。「子育て間違ていたのかな~ 子供にとっては母親は家にいて早く夕飯を準備してあげるのが一番幸せだった」と色々悔いている話をしました。師匠はじっくりと聞いて下さり、また夜遅くに私を気遣ってLINEをして慰めてくださいました。本当にいい師匠です。

隅炉のお稽古は師匠が予告して下さったおかげで予習できたのもあり、まあまあできました。

 

二日間の着物はこちらです。2か月ぶりの着付けでしたが1時間で着付けできました(まだ長い!)。

・土曜日

播磨藍染小紋と扇柄の名古屋帯。帯は娘が選んでくれました。師匠からも好評でしたが、私は後ろの襟の形が満足できず。帯の畳線が入っちゃったし~

・日曜日

同じ藍染小紋に赤の博多帯。

本当は土曜日にこのコーディネートにする予定でしたが、娘に「ママにこの赤は若すぎ~」と変更させられました。(泣)

でも私はこの帯が好きですし、この帯のお仕立てをされたさまだやさま(Creema)のお写真には紺のお着物とコーディネートされていたので、日曜日に締めました。

娘にも「締めると似合うね」と。そして師匠からも「これが娘さんに反対された帯? いいじゃない、素敵よ。地味目の大島にも合いそうね」と合格!!

実は大島紬、入手したんです。ただ身丈が長いので今さまだやさまにお直しをお願い中です。

そしてCreemaのさまだやさまの作品のカバンもお共にお稽古に参りました。

上品かつかわいい~

スマホ・お財布・定期入れ・ハンカチ・鍵などいれてもまだ余裕の大きさでした。このレトロ感が気分上々です。

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私が2購入してしまいましたが、まだ2つ残っています。

 

今週もがんばります!

 

それではまた。

ごきげんよう

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