季節の草花と一緒にお茶でも

理系研究職の傍ら、茶道・ガーデニング・料理など日々の暮らしを綴っています

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着物でお稽古に ㊵ 茶道具ノートを作る

やっと庭のお花の写真を撮る気力が出てきました。

自分自身驚くほど、精神的ダメージが強かったのかな~?

私が浪人した時、母も想像以上にショックを受けていたのかしら。もしかしたショックを見せないように私に気遣いしていたのだったら、今更ながら感謝しかない。

 

庭の師匠が毎年、チューリップの球根を植えて下さるのですが、今年もたくさん様々チューリップが咲きました。今年は本当に心を癒してくれました。どんなことがあっても(たかが、受験じゃないか!)花々は咲きます。決して「あなたを慰めてあげてるよ~」なんて言わずに、ただただ誰の為でもなく咲きます。

 百花為誰開 ひゃっかたがためにひらく

昨春の師匠の茶室のお床の掛軸でした。先日石巻に訪ねた時に通りかったお寺の掲示板にも貼ってありました。私の好きな茶掛で、職場のデスク前に張ってあります。

春になれば花々は咲き開く。誰の為でもなく、ただ命のままに無心に一生懸命に。

私もそのように生きていきたい。

 

さて、先週のお稽古は茶道具の勉強会でした。お点前のお稽古はなし。

お軸、お茶碗、水指などなど様々な茶道具のお作や成り立ちを勉強しました。

初めてお茶室にノートと筆記用具の持ち込みが許可され、必死にメモを取りました。

そして、帰宅後は参考書?を見ながら講義ファイルを作るように習ったことをまとめました。

参考にした本はこちらです。

www.book.tankosha.co.jp

 

師匠が教えて下さった作家さんはほとんど収録されていました。

利休の頃から代々続く家の方々は「継ぐ」という重責を担っていることに驚くとともに、「日本文化」を継承しているのに、海外の大学で学んでいる方が多いことにも驚きます。継承する文化を理解し発展させながら継承するということは、並大抵のことではないことを改めて感じます。

 

今回の着物は先週と同じで、帯だけ変えました。

着物は控えめに柄がある色無地。帯はCreemaのさなださまの作品で博多織です。

帯は背中にピタッとして「今日はいい具合に着付けできたわ~」と思ったのですが、写真をみると今回も背中に空気が入っていてガッカリ。

来週は気をつけよう。



それではまた。

ごきげんよう

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