関東の日中はかなり暖かい12月です。
昨日のお稽古にはクリスマスの帯を締めて参りました。
着物は分銅・巾着柄が控えめに入った色無地です。小紋のようにも見えますが、「色無地」らしいです。
12月なので少しクリスマスカラーを取り入れたく、カジュアルな名古屋帯を見つけ購入しました。
この中の「和▣順さん」という方の作品です。着物が少し地味な感じだったので思いっきり赤にして華やかにしてみました。
クリスマスツリーの赤地のところは綿、白地は正絹です。丁寧は縫製でとても結びやすく大変気に入りました。
先生も「かわいいわね~。一気にクリスマスになったわ~」と。
後からみると少し曲がってしまいました。胴部分は、帯のサイドと帯揚げの白がぼやけてしまいイマイチだったかも。何色の帯揚げが合うのでしょうか?ご意見よろしくお願い致します!
来週は帯揚げの色を変えてみようと思います。
さて、お稽古は花月でした。頭フル回転でしたが楽しいお稽古でした。私は花月が好きです。
花月とは七事式の一つで亭主1人、客4人の5人1組で行うものです。その役は下記に示す「折据おりすえ」という入れ物に入っている札を引いて決めます。月はお茶を頂き、花は亭主役でお点前をします。引いた札によって役がきまり、座っている場所によって動き方も変わるので普段のお稽古の総復習のようなものです。遊びでもあり、修練でもあります。金色のところに「一」と書いています。この折据の扱い方だけでもご指導されまくり。。。
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今回お稽古した花月は
・平花月 (基本中の基本)
・濃茶付き花月
炭付き花月では私は初炭が当たりました!ラッキー!
濃茶付き花月では今のご時世上、一人のみ濃茶、残り3人は薄茶となりました。ここでも私は月を引いたので、お濃茶を頂くことができました。
上級者の方はお花を活ける花月や、歌を詠む花月などをされているようです。
先日ブログ友の方が「茶カブキ之式」をお稽古されたとありましたが、七事式の一つだったのですね。「茶カブキ之式」は上級者用です。(やっと理解しました)
最後に
我が庭で、「姫侘助」が咲き始めました。まだ苗が小さいので切って生けることはできません。5種類ほど椿の苗を育てていますが、花器に活けられるようになるのはいつかな~
それではまた。