季節の草花と一緒にお茶でも

理系研究職の傍ら、茶道・ガーデニング・料理など日々の暮らしを綴っています

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着物でお稽古に ㉛ 少し分かった気がする

大型の台風14号は関東から1000km以上離れているにも関わらず、土曜日は既に蒸し暑い一日でした。夜からは小雨が降りだしました。

午前はお茶のお稽古でした。

先週以来、お優しいブログ友らが悩める羊に色々と手を差し伸べて下さいました(以前からですけど)。理解が鈍い私ですがブログ友らのご説明と動画、Youtubeなどで理解がもう一段進んだ気がします。

 

今回はまず、おはしょりが改善されました(気がする)! 

今日の着物は(といっても夏はこればかりでしょ!)マイサイズで仕立てた単衣。娘が着られるようにと長めの着丈にしています。おはしょりがかなり長くなってしまうので、今までは帯を締めた後にこちょちょと帯に突っ込んで長さを調節していました。しかしブログ友らが話されている文面から「どうやら私のやり方は違うらしい。。。」と感じ、直そうと思いつつも実際着付けの段階ではその他で頭がいっぱいで実行に至っておりませんでした。今回は帯締めの前におはしょりを上げて長さを調節し紐で止めてから帯を締めたところ、綺麗におはしょりができました。

次に懸案の帯枕が下がってしまうこと。

ブログ友作成の動画やたかはしきもの工房のyoutube、ブログ友のご説明を統合してかなり理解度が進みました。

【誰でもカンタン!名古屋帯 お太鼓の結び方】たかはしきもの工房「ズボラ女将の和装の常識を斬る!」 - YouTube

帯枕の紐をひっぱる方向が間違っていたようです。私が陥ったミスをたかはしきもの工房の女将がずばり仰っておりました。

帯揚がいつも紐と捻じれてしまうことも困っていましたが、今回は帯揚を後から掛ける方法にしたところ、捻じれることなく綺麗に前にもっていくことができました。

お稽古かつ運転した後なので皺ができていますが、私の中で色々な問題がかなりクリアした着付けとなりました!

衣紋抜きなどまだまだ理想の姿には程遠いですが、一歩前に進んだ気がします。

ブログ友様方、多くの応援して下さった方々ありがとうございました!

今日(昨日)の着物はこちらです。


着物は相変わらず東レのシルックの単衣。

帯は花籠と吹き寄せ模様織出しの名古屋帯帯揚げは初心者向きの縮緬帯揚げは見えていませんが、上手に結べたのです!

 

お稽古は久しぶりの「入子点 いりこだて」と「後炭 ごずみ」をご指導頂きました。

「入子点」は幼少者や足腰が弱くなった方など、ご事情がある時の薄茶点前。水屋とお茶室に何度も行き来せず、一度お茶室に入室したら終わるまで水屋に戻りません。久しぶりですっかり忘れておりましたが、お点前しているうちに自然と思い出し手が動くのは不思議ですね(と言いつつかなりご指導されました)。入子点は拝見所望がなく建水以外は全ておいて亭主は退室します。そのため茶巾を畳み返して茶碗に仕舞うなど、その心遣いが好きです。

「後炭」は茶事において、茶事後半で炭を衰えを直すために炭を足す(直す)お点前。実際の茶事では炭の燃え尽き状況のよって臨機応変に行うそうですが、お稽古では教本に従って組み入れます。師匠のご助言を頼りになんとかできました。実際の後炭手前をしてみたいな~と思います。

 

残り2連休ですが、既に鹿児島県は特別警報が発令されています。沖縄・九州の方くれぐれもご無事で。

 

それではまた。

ごきげんよう

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