季節の草花と一緒にお茶でも

理系研究職の傍ら、茶道・ガーデニング・料理など日々の暮らしを綴っています

MENU

着物でお稽古に ⑦ 桑小卓 槍鞘建水 駅鈴の蓋置き

二週間ぶり以上のご無沙汰をしてしまいました。

新学期が始まり、何かと忙しい毎日を過ごしています。

お庭のお花も次々に咲いており、ブログに投稿したいな~と思っているのですが。。。

 

今日は下書きのままにしていた記事を仕上げて投稿します。

先々週末は夏日となり単衣でもいい気温でしたが、前回と同じ小紋を帯を変えてお稽古に参りました。

着物屋さんからは「この帯は合わない」と言われていたのにも関わらず、実験的にベージュの帯と合わせてみました。

帯揚げと帯締めは悩んだのですが、どの色がいいのか決められず結局持ち合わせのもので組み合わせました。

 

色の組み合わせはともかく、着付けがぐちゃぐちゃ。。。

帯を締めるまでは、娘が見ても「背中きれいきれい!」だったのに、帯を締めるとなぜか帯上の背中がだぶついてしまいました。

なんでだろう~?

ここまで着付けに苦戦すると泣きたくなります。

太っているからかな~?

ただ不器用なためかな~?

着物のサイズが合っていないのかな~?

 

お稽古は

・ 風炉の初炭

・ 桑小卓(くわこじょく)のお濃茶

をさせて頂きました。

桑小卓は裏千家14代仙叟(せんそう)宗室が考案されたものです。

解像度が悪いですが、裏千家HPから写真を引用するとこのような御棚です。一番下に低い高さの棚があり、最後に建水(お濃茶)と蓋置をここにしまいます。この写真は薄茶のお点前ですね。

f:id:Jardinage:20210510152656j:plain

この写真ではよく分からないのですが、桑小卓は地板が矢筈で末広になっています。柱が矢のように長いので子供の日がある5月に使われるお点前です。

さらに槍鞘(やりさや)建水と駅鈴の蓋置き(薄茶の場合)を用いるなど、あからさまに端午の節句を表現するのではなく、それとなく表現し季節を愛でる茶道は奥ゆかしく、感覚を研ぎ澄まされる気がします。

意味を知ると、お道具がとても面白く思えます。

 

 

庭には真っ白なヤマブキショウマが咲いています。

f:id:Jardinage:20210523134954j:plain

ヤマブキショウマ

jardinage.hatenablog.com

 


それではまた。

ごきげんよう

 

 

Copyright ©季節の草花と一緒にお茶でも All rights reserved.