二か月ぶりにお茶のお稽古が再開しました!
先生のお茶室で、対面で!
楽しかったです。
今日は「杉棚」の薄茶と「丸卓」のお濃茶のお点前のお稽古をしました。
杉棚の薩摩杉の木目は美しかった。
感染抑制のために色々工夫してのお稽古でした。
先生のご配慮に感謝です。
Myお茶碗、茶筅、茶巾、タオル持参。
先生と一対一。
他の生徒さんのお点前を拝見できないのは寂しいですが、先生と直接お話できて嬉しかったです。
お床の間の掛け軸
「日々是好日」
茶道をされていない方でも一度は耳にしたことがある有名な禅語ですね。
これは「毎日がいい日が続くように」という浅い意味ではなく、
「苦しくても悲しくてもかけがえのないすばらしい日。良いこと悪いことがあってもありのままにに今日一瞬を一生懸命に生きる、清々しい境地。これが好日」
ということです。
今のご時世に向けたいい禅語です。
行動に制限がある毎日ですが、失うことばかりでなく気づいたこと学んだことも多々あります。
もちろん身近な人が亡くなった方は受け入れ難い言葉だと思いますが、
「喜怒哀楽は人生にはつきもの。しかしそれにとらわれずに暮らすことこそ「好日」である」と雲門和尚は教えています。
時には難しい時もありますが、心に刻んで過ごしていこうと思います。
(茶席で役立つ禅語ハンドブック 淡交社出版より引用、改変)
話は変わりますが、先日ブルーインパルスの飛行を見ました。
職場の屋上で見ました。くっきり見えてきれいな飛行でした。
この飛行に関して、賛否両論があるようですね。
私は税金の無駄遣いとまでは思いませんが、「医療従事者への感謝」というのはいかがなものかと思います。
もちろん医療従事者らが必死に頑張っていることはわかりますし、感謝しています。しかし他にエッセンシャルワーカーと呼ばれる方も感染を恐れながらも頑張っています。長期休校で自宅待機を余儀なくされている子供たちも頑張っています。子供らの世話をしている親達も頑張っています。つまりみんな頑張っている。
だから「頑張っているみなさんへ」にしてもらえれば、素直に喜べたのにな~と思いながら見ました。