今朝の南関東は少々冷えますが、週末は暖かく過ごしました。
お庭の草花たちも次々と芽が出て春めいてきました。
昨日はお茶のお稽古でした。
五節句の一つの上巳の節句(雛祭り)にちなみ、桃色のお着物で参りました。
本当はもう少し淡いお色が欲しかったのですが、なかなかご縁がありません。
私がお世話になっている悉皆屋さんなら「これはお若い人向け」と言われるとは思いますが、最近は「好きなんだもん!」と思うようにしました。エリザベス女王を例にするのは大変無礼ではありますが、あのお年でもピンクのお洋服お召しになられますものね。
お着物は干割れ地紋の入った色無地で、八掛にお花のポイント柄があります。草木染めのようです。
帯は新しく購入したもので、花唐草柄の名古屋帯。ずっと欲しかった帯でタイミングよく購入できました。
帯揚げは薄ピンクなのですがどうも似合わないですねー 濃い朱色、若草色とかの方がよかったのか。。。
衣紋は師匠からも指摘されましたが上手に抜けなかった。裾つぼまりにもなっておらず、裾がスッキリしていない。背中が猫背。もう少しお太鼓部分を上に上げたかった。今週も色々反省点が残る着付けでしたが、お着物と帯は気にっているものだったので、めげずに来週も頑張ります。
このお着物はだいぶ身幅と裄が出せるものなので単衣の時期にでもお直しにだそうかと思います。(そういうレベルになってきました!)
八掛のポイント柄
さてお稽古は四ヶ伝の「盆点」でした。
風炉でお稽古したことはありますが、炉では初めて。
師匠から言われた時、思い出したのは
「カニの横ばいがあるアレだ~~ 着物の裾が乱れるお点前だ~」(それしか覚えていない!?)
私と同じお稽古歴の方と「袴でお稽古したいわよね~ 宝塚っぽくてかっこいいじゃない~」とバカなことを言ってキャッキャと話していたら、師匠から「女性で袴でお点前なんて見たことないわよ!」と呆れておられました。ちなみにその方は私より一回り上の方で元校長先生。私ととっても気が合います。校長先生をおやめになられる直前に着付けの免許までお取りになり、成人式などで着付けのお手伝いもされているとか。バイタリティーのある楽しい方です。時々水屋で私の着物を直して下さったりコツを教えて下さいます。
盆点は苦戦してしまい、来週も同じ盆点をお稽古することになりました。
「しっかりノートを書いておいてね。来週ある程度できたら茶通箱。できなかったらもう一度盆点。」と宿題を渡されてました。
3月3日は子供らとお茶をしました。
亀屋万年堂の桜餅と母が差し入れてくれた草餅です。
このお雛様を片付けると同時に兜の準備です。
それではまた。