昨日日曜日もお茶のお稽古に行って参りました。
関東も雨模様が心配でしたが、帰宅するまで雨は降らず良かったです。しかし湿度が高く、袷の着物は暑かったです。着付け時は今年初めて冷房をつけました。お稽古中は窓からのそよ風が気持ちよく、気持ちも落ち着いていたのか、それほど暑く感じませんでした。
昨日は気持ちを落ち着かせて、出かける三時間前から着付けを始めたら1時間ちょっとで着付けを終えることができました。
帛紗も忘れずに行きましたよ。
今回も裾つぼまりが少しできていますが、写真からの反省点は
・前側が裾が上がり過ぎている
・帯揚げがきれいに折りたためられていない
ん~ 一歩一歩ですね~
生地は縮緬でしょうか?
先生からは「衣紋が抜けているわよ。だいぶ上手になられたわ~ 最初は胸元とかぐちゃぐちゃだったけど」と。
相変わらず褒め上手です。
今週は帯揚げの自主練をしてみよう。
お稽古は
土曜日: 流し点(薄茶)
大津袋(濃茶)
日曜日: 貴人清次(薄茶)
・ 流し点(ながしたて)
親しい方がいらした時、正客と向い合せでお茶を点てる和やかな雰囲気のお点前です。
・ 大津袋(おおつぶくろ)
千利休の妻である宗恩が考案されたもので、薄茶用のお棗を大津袋に包んでお濃茶用として使います。そのためお棗でも一番格の高い「真塗」(模様(蒔絵)がない、漆黒の塗の棗)を用います。
お棗だけど、茶入(濃茶用)と同じように扱います。
・ 貴人清次(きにんきよつぐ)
天皇、貴族など平民ではない貴人さまがお供を連れてこられた時のお点前。貴人さまは床の間の前の「貴人畳」にお座りになります。お供は忙しく、貴人さまに貴人台に乗ったお茶碗を取りに上がってまた、下げたりする。亭主は貴人さまにお茶を差し上げた後、「お供の方にも差し上げとうございます」といってお供にもお茶を点てる。お供にお茶を点てる時は貴人様と同じように点ててはいけない。お点前を間違えると、「切腹よ~」とお稽古仲間で笑うこともしばしば。
私の好きなお点前です。
今朝、お庭の花壇には珍しい薔薇のようなチューリップが咲いていました。
師匠に伺ったところ、「クリームアップスター」とのこと。
清楚なおっとした美しさです。
それではまた。