昨日は暑い一日でした。
単衣を着たいと思うほどでしたが、「炉の季節(11月~5月)の最後のお稽古だし、袷で頑張ろう」と冷房つけて着付けしました。長襦袢は夏用の綿麻のものにしました。
秋の紅葉時期に着た橙色の着物ですが、「ポピーのような色なので、春にも合う」とコメントを頂いておりましたので、花々が咲きだした春に着てみました。
帯はブログ友のお着物で拝見した藤の花や菖蒲柄を選びたかったのですが、生憎持ち合わせておらず。菖蒲の花が含まれている帯を持っていたのでその帯を締めました。たんす屋の店長からは「お茶席では色々な季節の花が入っているのは好まれない」と言われました。たしかにブログ友は「4季節の花入っている通年向き帯」はほとんどお見かけないですね。そのためしばらくこの帯は控えていましたが、お稽古だからいいか。
上の写真ではあまりよく見えないのですが、このような柄です。
後ろ姿がなぁ~ 太っているのもありますが、背中に空気が入ってしまっていますし、衿が出てしまっている。まだまだだ。。。
お稽古は「茶通箱」をさせて頂きました。2種のお濃茶を点てるお点前です。
・ 正客がお土産としてお抹茶を持参された
・ 炉開きの前の10月に茶壷に残っている茶葉をふるまう
などの場面が想定され、10月の名残の季節に行われることが多いとのことです。
指導して頂きながら行ったので一通りのお点前に40分かかってしまいました。
茶通箱はお道具を愛でるお点前とは違い、正客への気持ちや季節を感じるお点前なので、とても好きになりました。
最後に。
先日子供の保護者会の帰りにお茶屋さんで一人お茶をして参りました。鹿児島の知覧の深蒸し茶で、とっても味わい深く甘いお茶でした。
それではまた。