季節の草花と一緒にお茶でも

理系研究職の傍ら、茶道・ガーデニング・料理など日々の暮らしを綴っています

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着物でお稽古に ㉜ 自撮りに挑戦

10月になったのに暑くなったり寒くなったり。

自律神経が乱れているのか、疲労感が半端ない。

研究費(科研費)申請が終わり落ち着いたと思ったら、立て続けに研究機器が故障。。。一向に落ち着かない。

 

連休で少しゆっくりしました。少しだけ家の片付けと娘の体育祭に出かけました。3年ぶりの中高合同開催。先生方と子供らの努力でだいぶ通常形式に戻ってきました。高校最後の体育祭。予想以上に想いがこみあげてきて感動しました。中学に入った頃は「この学校でよかったのか」と思った時もありましたが、体育祭を見て「楽しそうで良かった。後は大学受験頑張れ!」と思えるようになりました。

 

土曜日はお茶のお稽古。まだ少し暑かったのですが袷で参りました。

子供達も主人も不在。写真はセルフタイマーを使って初めて自撮りに挑戦しました。

高さが合わず、何回も撮影しているうちにデジカメの充電が切れてしまいました。次に古いスマホで撮影。何枚も撮影してこの程度です。いつまでも娘に頼らず、三脚買おうかな?

草花と熨斗模様の小紋

花唐草模様の西陣織の名古屋帯

少し前幅が狭い着物なので後ろ下半身は中心からずらしています。

この着物は一年半ぶりに袖を通しました。

jardinage.hatenablog.com

 

お茶の師匠や母から「地味だわ~」と言われてしばらく避けていた着物です。母にはこれ以降、着物の写真は送っていません。他の袷は来月以降に袖を通したかったので、今回は地味なこちらにしました。

もう少し裾周りをすっきりさせたかったですね。黒の帯で締まって見えるかしら?

 

お稽古は「中置」と「唐物」をさせて頂きました。

「中置」は少し肌寒くなる10月のお点前です。風炉(火)を少しお客様側に寄せて温もりを感じて頂きます。特に難しいわけではありませんが、細水指を風炉の左側に置きます。最初に中置のお点前をお稽古させて頂いた時、いつもの癖で右にあるお釜(お湯)を左にある水指(水)に入れそうになったことがあります。

お薄器は玄々斎好みの徳風棗。蓋には「一粒万倍」、裏には籾が9粒描かれています。一粒の籾からたくさんのお米が出来る「一粒万倍」。お米の収穫のこの実りの季節ならではのお棗です。そのためお茶杓の銘は「群雀むらすずめ」にしました。

徳風棗(一粒万倍)

画像は

徳風棗(一粒万倍)

からお借りしました。

 

「唐物」は四ヶ伝の一つ。大事な舶来物(唐物)のお茶入れを使います。大事なお茶入れなので全て両手で扱い。お茶杓は元節。銘は禅語などを用いますので今回は「好日」にしました。

 

庭には次々と秋の山野草やバラが咲き出しています。ひんやりとした空気の中で見る草花は落ち着きます。

こちらは金虎の尾。

金虎の尾(キントラノオ) – 近江綴園 小さな季節のお買い物

熱帯地方の植物なので関東では越冬が難しいようです。

昨年購入したものの、越冬せず今年、再度購入しなおしました、今年は部屋の中に入れてあげましょう。

 

それではまた。

ごきげんよう

 

 

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