季節の草花と一緒にお茶でも

理系研究職の傍ら、茶道・ガーデニング・料理など日々の暮らしを綴っています

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着物でお稽古に 72 大島紬と鮮やかな色の名古屋帯でバエる~

みなさま、ごきげんよう

急に寒くなりました。日本海側などは大雪で大変かと思いますが,東京の職場でも足元に電気ストーブをつけるようになりました。

 

日曜午後、お茶のお稽古に行って参りました。

今回は補正パッドは使わずに晒&タオルで補正,帯板も1枚!(当たり前ですね)で気をつけて着付けしました。前回の記事のタイトルを「晒で補正」にしたらアクセス数がいつも以上にありました(笑)。多くの方が興味がある課題だと改めて感じました。

和裁士さんから習った補正法なのでここで詳細に書くのは控えていますが,晒を使った補正は昔からあり「笹島式」が有名です。

補正の困ったを解決★「さらし補正」はナカナカよろしいの巻「星わにこ連載コラム」by いち利モール

和裁士さんの方法はこれにもう少し工夫をされていますが,基本は同じかと思います。慣れれば晒がいい!と私も思います。

jardinage.hatenablog.com

 

今回のお着物はこちらです。

この鮮やかな色の名古屋帯は師匠から「私には若すぎてしまったから差し上げるわ。あの大島に合わせているといいと思うのよ」と頂いたものです。菊か牡丹柄でしょうか。葉は菊のようにも見えますので,菊ということにしましょう。

この帯は松葉仕立てで,お太鼓柄の位置が上過ぎて結ぶのに苦労しました。右の帯山が下がっているのも,タレが長いのも気になる。これ,相当帯の中に折り返しています。

しかし,地味な大島にとっても映えたと思います。最近着物についてコメントして下さらない師匠ですが,今回は「いいわよ~」と褒めて下さいました(帯を頂いたことは他の方にはナイショにしている)。

引用:名古屋帯の 仕立て の種類 きもの人 高級和装着物専門通販ショップ kimono-bito

 

12月なのでクリスマスコーデを少し意識しました。帯締め帯揚げは最初,濃緑のものを試しましたが,くどかったので,ライグリーンに。

左脇線を教えて頂いたように合わせた結果,後ろ下半身の中心は少し右にズレた程度でO.K. 上前を少し上げたのもありますが,衽線は右足親指に来なかったです。これでいいのかな?

娘に「この帯,映える(はえる)よね~」と言ったら,

「今はバエるって言うんだよ」と笑われました。

 

写真には写っていませんが,おはしょりの右側の処理に苦労しました。

永遠に着付けの課題はなくならない。。。

 

お稽古は初炭と盆点でした。

初炭は予習していたのと,その前にお稽古仲間のTさんがなさったのでだいたいできたと思ったのですが,師匠からは

「もうすこし優雅に。羽帚をシャッシャッシャとやらずに優雅にサ~,サ~となさって」と忠告されました。

まだお点前をするだけで余裕がないからでしょう。袱紗捌きを含めて優雅にお点前をできるようになりたいです。つまりそのためにはお点前の順番がバッチリ覚えていないとできないんですよね。

 

5時過ぎにお稽古が終わり,帰りは単衣の羽織では寒かったです。来週からは袷の道中着かコートの出番です。

 

それではまた。

ごきげんよう

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