新しい年度が始まりました。
私の職場では長年研究室を支え引っ張ってくれた人が他大学へと栄転となりました。色々と引継ぎがあったり、片付けがあったり。。。
そして教授から言われ、私は彼が使っていたデスクに移動し(同じ大部屋内ですけどね)、4/1からずっと埃まみれで片付けています。
未だに片付け終わらないのですが、少しずつ部屋が綺麗になってきています。
さて、我が庭も次々と春の花達が咲き出しています。ゆっくり楽しむ時間がないのですが、朝出勤前に見て、心を和ませ整えています。
今年も庭の師匠が色々な苗や球根を植えて下さっていました。
今日は瓔珞百合 ヨウラクユリというのをご紹介します。
見つけた時はびっくりしました。
高さは60cmぐらいでしょうか。とても目立つオレンジ色の花が下向きに咲きました。葉や、全体の姿は「百合」だなと感じますが、4つの花が同じところから下向きにぶら下がるように咲いている姿には驚かされました。バイモ属。息子が写真を撮ってGoogle画像検索して名前を教えてくれました。
和名の「瓔珞」とは
菩薩や密教の仏の装身具、または仏堂・仏壇の荘厳具のひとつ。 サンスクリットのムクターハーラ(muktāhāra)、ハーラ(hāra)、ケーユーラ(keyūra)などの訳語
出典:永井信一「瓔珞」 - 日本大百科全書(ニッポニカ)、小学館
仏壇を飾る瓔珞(ようらく)とは?どんな種類や意味がある? | 仏壇・仏具のことなら「いい仏壇」
なるほど、そういわれれば似ている。とても厳かな縁起のいい名前なんですね~
では英語名はどうか。英語名はCrown Imerial Plants
皇帝の王冠!
なるほど。かっこいい~!!
同じ花でも、日本人と欧米人がつける名前が違うのはよくあることで、感じ方の違いが面白い。オリヅルランもアメリカではSpider Plant(蜘蛛の植物)と呼びます。
瓔珞百合は高温多湿を嫌うようで、日本での栽培は難しいとのこと。
球根もレアでなかなか流通していないらしい。師匠、ありがとうございました!!
高温多湿では球根が腐ってしまうので、葉が黄色くなったら球根を掘り起こす必要があるとのこと。
球根を掘り起こしたらまた追記します。
それではまた。