先週の土曜日。お茶のお稽古から帰宅し粟善哉を作った後、日没まで庭の草むしりをしておりました。
元々、私は腰が弱い(骨盤が開いている、股関節が未熟)という体質ですが、中腰の姿勢でしばらく無心で草むしりをしていたら。。。
うっ!
激痛が走りました。
これは尋常な痛さではない。
急いでというか、急げないのですがそろそろと家の中に入り子供らを呼んでベッドに横になりました。横になるまでがまた大変でしたが。
寝返りもできない。
仰向けの姿勢のまましばらくしていたら痛みは治まってきましたが、動くと激痛。
そうしているうちに、主人が帰宅。
かなり痛いので病院に行きたい。。。
近所の開業医は既にしまっている。
ぎっくり腰程度だったら、救急に迷惑かけるかな~?
コロナは落ち着いているけど、命に係わる方達が絶対優先だし。。。
と迷った挙句、恐る恐る大学病院に電話。
状況を説明し、
「たぶん命には別条ないと思われるので、もし救急患者がいなくて空いておられたら。。。」と低姿勢にお願いしてみました。
「今、急患で忙しいので落ち着いたら電話掛けなおしますよ。大丈夫ですか?」
とのこと。
「え~え~大丈夫です。痛いだけで息もできますので」
と待つこと30分。
「これから来られますか? 大丈夫ですよ~」
とのこと。
旦那に連れて行ってもらいました。(車に乗り込むのも一苦労)
レントゲン撮影もしてもらいましたが、結果は
「たぶん、ぎっくり腰ですね。それと、第4腰椎がすべっています(すべり症)。安静しかないです。一応痛み止め出しますが、あてにしないで。数日で治る人もいれば、一か月以上かかる人もいます。」
あ~これが世にいうぎっくり腰か~
情けない。。。正座できなくなったらどうしよう?
着物は腰紐や帯で腰椎を締め付け、背骨を支えサポーターの役割を担っていて、腰痛の時ほど着物なんです。背筋を伸ばした正座もすべり症の人にはいい姿勢という説もあります(症状にもよりますが)。以前私も腰痛が酷かった時、なぜかお茶のお稽古の時は全く痛くありませんでした。
激痛さけなければ来週も着物でお稽古に行けるかな?
ぎっくり腰
すべり症
「腰椎変性すべり症」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる
引用:標準整形外科学(医学書院)
不幸中の幸い週末だったので、日曜日は家族に色々手伝ってもらいました。
念のため月曜日は仕事を休みました。そのためか月曜午後にはだいぶ動けるようになりました。といってもまだ違和感ありますが。
今日は出勤しました。
一番は体重を落とし、体幹を鍛えることですね。(涙)
職場に行って話したら、多くの人がぎっくり腰の経験があるとのこと。
「私、ぎっくり腰になったから重いもの持てな~い」と言えない雰囲気。
困った。。。
みなさまもお気をつけて。
それではまた。