季節の草花と一緒にお茶でも

理系研究職の傍ら、茶道・ガーデニング・料理など日々の暮らしを綴っています

MENU

ちむどんどん ラフテーを作る

私はNHK朝ドラファンです。

昔からほとんどの朝ドラを見ています。その中でも食いしん坊の私はお料理に目がいきます。

ごちそうさん」(2013年下半期)ではたくさんのお料理が出てレシピ本まで買いました。中でも牛すじカレーはお気に入りのもの。

jardinage.hatenablog.com

花子とアン」(2014年上半期)では山梨のほうとう。よく作ります。

「おかえりモネ」(2021年上半期)でははっと汁。仙台麩が美味しい。

jardinage.hatenablog.com

「カムカムエヴリバディ」(2021年下半期)ではおはぎ。これは母の得意料理で時々一緒に作ります。子供らも「バーバのおはぎが一番美味しい!」と大好評。

 

さて、今週で終わってしまう「ちむどんどん」。やはりお料理が美味しそう。

今回はラフテーに挑戦しました。だって矢作さんが「うめえ~」って言っているんですもの。

参考にしたレシピはこちら。

www.kyounoryouri.jp

本来ラフテーは皮つき豚バラ肉を使うそうですが、関東では一般に流通していなく、下処理(毛包の処理など)が大変ということで、皮なしの豚バラブロックで作りました。

<材料>

・ 豚バラブロック  400-500g

・ ネギ(青い部分)  1本

(A)

・ 鰹出汁 2カップ (沸騰したお湯カップ5に花かつお30gを加え、5分間弱めの中火で煮出してこしたもの)

・ 泡盛35度以上) 1/2 カップ

・ しょうゆ 大さじ1

・ 黒砂糖(白砂糖)  30g

最後に足す醤油  大さじ2

 

<作り方>

1. 豚バラブロックの脂身を下にして鍋に入れ、中火にかける。軽く焼き色がつくまで全面を焼く。かなり脂身がでるので私は出てきた脂を3回ほど捨てます。

2. ブロックをお皿に移し、鍋に残っている脂を捨てキッチンペーパーでふき取る。

3. ブロックを鍋に戻し、ねぎとかぶるくらいの水を入れて強火にかける。沸騰したら弱火にして1時間半ゆでる。途中でアクや気になる脂を取り除き、水が少なくなったら適宜足す。竹串を刺して柔らかくなったことを確認する。

4. ブロックを取り出して、厚さ1.5~2cmほど(お好みの厚さ)に切る。ゆで汁は残しておく。私は横長の方が好みですが、立方体の方が宮廷料理っぽいかな?

5.きれいなお鍋に切った豚バラを入れ、(A)の煮汁とゆで汁1/2カップを加えて強火にかける。

6. 沸騰したら弱火にし、落し蓋(アルミホイルやクッキングペーパー)をして弱火で1時間半煮る。途中煮汁が少なくなったら取り分けておいたゆで汁をお肉がかぶるくらいに入れる。

7. 仕上げに醤油大さじ2を加えて火を止め、祖熱をとる。

 

1回目

失敗。

下ゆでする前にブロックを切ってしまい、一つ一つが縮んでしまった。味は悪くはないが、矢作さんの「うめえ~!」からは程遠かった。お砂糖は白砂糖を用いた。

 

2回目

下ゆでした後に切って、泡盛と出汁(出汁パック)で煮た。お砂糖は黒砂糖を使った。お箸で持ち上げられないぐらい柔らかく出来上がり、子供らの評判は良かったが、矢作さんの「うめえ~」が出るほどの味ではなかった。何が違うんだろう?

 

3回目

今回はきちんと花かつおから出汁をとった。(沸騰したお湯カップ5に花かつお30gを加え、5分間弱めの中火で煮出してこしたもの)

味が全然違った! 鰹出汁が効いて、味見の段階で「これは美味しい!」と叫んでしまいました。家族からも☆3つ頂きました!

 

挑戦2回目の後、「本当の味はどんなものだろう」と思い、近所の沖縄料理店からラフテーをお持ち帰りしました。確かに皮つきで作ったものでしたが、固かった。申し訳ないけどわたしの方が美味しかった。。。

作るのに4時間ほどかかるので週末にしか作れませんが、少しずつ改良してまた作ってみようと思います。今回私は25度の泡盛を使いましたが、他のレシピでは35度以上が推奨となっています。沖縄の方はどうなのでしょう?鰹出汁は大事ですね。お醤油もこだわりがあるのかな? 暢子、教えて!

今度は職場近くの沖縄料理店に行って美味しいラフテーを味わってこようと思います。

 

それではまた。

ごきげんよう

いつまでも見守って欲しい

先週日曜日は台風前の庭の片付けをしに、実家に行きました。既に雨は降り始めていましたが、小降りの時を狙って鉢物の片付けや伸びているモッコウバラ百日紅を切り落としたりしました。湿度も高く汗だく。

9月は母の誕生日かつ敬老の日でもあったので、今回は家族全員で行きました。いつものごとく高1の息子は冷房の中でお昼寝(ネコか!)。高3の娘はパパと勉強。

 

夕飯。母が全部料理しました。とっても美味しかったです。

ポテトサラダ

茄子の揚げびたし

小松菜

トマト

秋鮭のフライ (私は揚げただけ)

その他

お刺身、ラフテー(私が作りました。この話はまた今度)

 

お皿は玉村富男氏作。

かなり昔(おそらく私がアメリカ留学中)に父と長野県東御市にあるガーデンファームに行って購入したお皿とのこと。大事にタオルに包んでしまってありました。

玉村豊男について | ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー

「みんなと使えて嬉しい」

 

「どんどん食器を使おうよ」と言っても

「普段お父さんと二人だけだからね。コロナになってお客さんも来なくなっていい食器は使わなくなった」

と寂しがっておりました。今回このお皿を使えるのを喜んでいました。

 

食後のデザート。

高野フルーツパーラのケーキ(母が買ってきた)

TEAPONDの紅茶 ハイダウェイマンゴー

 

母は83歳になりました。

高血圧、腎臓病、足腰の痛みなど色々気掛かりはありますが、気は元気です。よく喋ります。

時々困ることもありますが、いつまでも私を見守って欲しいです。

 

食事後は6人分の食器洗い。

旦那はビールを飲んでしまったので、帰り私が運転。

「泊まっていけば?」と言われましたが、酷く疲れたのと明日のことを考えて帰りました。コーラを飲みながら。。。

 

それではまた。

ごきげんよう

 

着物でお稽古に ㉛ 少し分かった気がする

大型の台風14号は関東から1000km以上離れているにも関わらず、土曜日は既に蒸し暑い一日でした。夜からは小雨が降りだしました。

午前はお茶のお稽古でした。

先週以来、お優しいブログ友らが悩める羊に色々と手を差し伸べて下さいました(以前からですけど)。理解が鈍い私ですがブログ友らのご説明と動画、Youtubeなどで理解がもう一段進んだ気がします。

 

今回はまず、おはしょりが改善されました(気がする)! 

今日の着物は(といっても夏はこればかりでしょ!)マイサイズで仕立てた単衣。娘が着られるようにと長めの着丈にしています。おはしょりがかなり長くなってしまうので、今までは帯を締めた後にこちょちょと帯に突っ込んで長さを調節していました。しかしブログ友らが話されている文面から「どうやら私のやり方は違うらしい。。。」と感じ、直そうと思いつつも実際着付けの段階ではその他で頭がいっぱいで実行に至っておりませんでした。今回は帯締めの前におはしょりを上げて長さを調節し紐で止めてから帯を締めたところ、綺麗におはしょりができました。

次に懸案の帯枕が下がってしまうこと。

ブログ友作成の動画やたかはしきもの工房のyoutube、ブログ友のご説明を統合してかなり理解度が進みました。

【誰でもカンタン!名古屋帯 お太鼓の結び方】たかはしきもの工房「ズボラ女将の和装の常識を斬る!」 - YouTube

帯枕の紐をひっぱる方向が間違っていたようです。私が陥ったミスをたかはしきもの工房の女将がずばり仰っておりました。

帯揚がいつも紐と捻じれてしまうことも困っていましたが、今回は帯揚を後から掛ける方法にしたところ、捻じれることなく綺麗に前にもっていくことができました。

お稽古かつ運転した後なので皺ができていますが、私の中で色々な問題がかなりクリアした着付けとなりました!

衣紋抜きなどまだまだ理想の姿には程遠いですが、一歩前に進んだ気がします。

ブログ友様方、多くの応援して下さった方々ありがとうございました!

今日(昨日)の着物はこちらです。


着物は相変わらず東レのシルックの単衣。

帯は花籠と吹き寄せ模様織出しの名古屋帯帯揚げは初心者向きの縮緬帯揚げは見えていませんが、上手に結べたのです!

 

お稽古は久しぶりの「入子点 いりこだて」と「後炭 ごずみ」をご指導頂きました。

「入子点」は幼少者や足腰が弱くなった方など、ご事情がある時の薄茶点前。水屋とお茶室に何度も行き来せず、一度お茶室に入室したら終わるまで水屋に戻りません。久しぶりですっかり忘れておりましたが、お点前しているうちに自然と思い出し手が動くのは不思議ですね(と言いつつかなりご指導されました)。入子点は拝見所望がなく建水以外は全ておいて亭主は退室します。そのため茶巾を畳み返して茶碗に仕舞うなど、その心遣いが好きです。

「後炭」は茶事において、茶事後半で炭を衰えを直すために炭を足す(直す)お点前。実際の茶事では炭の燃え尽き状況のよって臨機応変に行うそうですが、お稽古では教本に従って組み入れます。師匠のご助言を頼りになんとかできました。実際の後炭手前をしてみたいな~と思います。

 

残り2連休ですが、既に鹿児島県は特別警報が発令されています。沖縄・九州の方くれぐれもご無事で。

 

それではまた。

ごきげんよう

Copyright ©季節の草花と一緒にお茶でも All rights reserved.