季節の草花と一緒にお茶でも

理系研究職の傍ら、茶道・ガーデニング・料理など日々の暮らしを綴っています

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法度汁(はっと汁)

☆ 先日の記事後半で書いたものですが、カテゴリーの違う内容でしたので、分離して再アップします。ご承知下さいませ。

 

我が家はNHK朝ドラファンです。

今回の「おかえりモネ」も毎日楽しんで見ています。

先日子供らのリクエストで「おかえりモネ」に出ていた「はっと汁」を作りました。

 

はっと汁 宮城県 | うちの郷土料理:農林水産省

400年ほど前の伊達藩で考えられた郷土料理。

米は年貢でほとんど残らなかったため、小麦粉で作ったのが「はっと汁」。

非常に美味しかったため、領主が農民が米作りを疎かにするのでは?と危惧し、ハレの日以外は食べてはならん!と「御法度 ごはっと」が出るほど。そこから「はっと汁」と名付けられたそうです。

 

NHK 土曜スタジオパーク(2021年6月19日)で紹介されたレシピを参考に作ってみました。レシピはこちら。(衣川祐子さま監修)

 <材料2人分>

  • 小麦粉(薄力粉) 150g
  • 片栗粉       40g
  • 水          80ml
  • ゴボウ       30g               
  • 人参           30g  
  • タケノコ         30g  
  • 舞茸           40g  
  • 油麩(油揚げ)      15g  
  • ネギ        適量
  • 出汁      1000ml
  • 醤油               50ml

<作り方>

  • 1
    ふるいにかけた小麦粉に少しずつ水を入れてかきまぜ、耳たぶより少し軟らかめにこねる。水は小麦粉の質や季節によって加減する。(夏は少なめ)
  • 2
    ぬれフキンをかけて2時間ねかせる。
  • 3
    鍋にたっぷりの湯を沸かし、手を濡らして2を一握り左手にとり、両手の親指と人差し指で3~4cm大にできるだけ薄くのばし、ちぎって鍋に入れる。(←この場面、ドラマによく出ていましたよね) 浮いてきたらすくってザルに取り水けをきる。
  • 4
    だし汁を鍋に入れて煮立て、お好きな具材をを入れて煮る。
    醤油で調味する。
  • 5
    4に3を入れ、最後にねぎを入れひと煮立ちしたら火を止め、椀に盛る。

加える食材はお好きなもの鶏肉、里芋など何でもいいそうです。

私は大根、蒟蒻も加えました。

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胃に優しくホッとする味でした。子供達も美味しい!と好評でした。

カボチャを入れたら山梨県の「ほうとう」に似ているなと感じました。

今度は油麩を使って作ってみようと思います。もっと美味しくなるのかな?

<追記>

油麩の方が断然美味しかったです!

 

それではまた。

ごきげんよう

 

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