三連休の初日、毎年恒例の五島美術館の「茶道具取合せ展」に娘と行って参りました。
昨年参った時の様子はこちら。
今年も息子は同伴せず。学校がオンラインより対面(実際の学校生活)を重視しているためか、祝日返上で通常登校でした。先生方もリスク承知の決断だったかと思いますが、登校することで当たり前の生活をし、笑って過ごせることは幸せなことだと感じます。
年始から茶道のお稽古がお休みで、お正月以来着物を着るチャンスがなかったため、美術館には着物で参りました。
この着物と帯の組み合わせは以前と同じですが、今回は帯締めの色を変えてみました。
以前のはこちら。
今回のはこちら。
着物で車を運転したのにも関わらず、それほど着崩れしていないかな?と自画自賛。
ブログ友に帯締めと帯揚げの色使いを教えて頂いたので、前回よりは締まった感じになりました。
衿元はもう少し工夫することと、痩せることかな~
この日は雪の翌日で晴れでしたが、風は冷たかったです。
新しく購入した和装コートを着て行きました。
実は私は羽織や道行を持っておらず(母のは全てサイズが合わない)、1月下旬に行く予定だった初茶会用に和装コートを購入しておりました。
茶道ではお稽古には羽織でも構わないのですが、お茶会となると羽織はNG. 道行または道中着となります。私の社中の上級者の方が羽織を着てお稽古にいらっしゃっているので、お茶会も羽織で大丈夫かと思っていたら、たんす屋の店長が
「茶道で羽織はダメよ! 道行なのよ。でも冬の寒い時は道行では寒いので和装コートは許されるのよ」と教えて頂きました。
たんす屋やいくつかのお店で和装コートを見たのですが、納得いくものが見つからず(お値段と品質の関係)。今、羽織のお直しにも費用が掛かっているし。。。
このご時世、あまりお店巡りをしたくなかったので、結局ネットで購入しました。
こんな感じです。
とてもお安いものなのですが、予想以上に良いもので暖かかったです。
さて、五島美術館ですが今年も新たなお道具を展示されていました(一部は昨年と重なっておりました)。
改めて五島慶太氏のコレクションには驚くばかりです。
ため息つく多くの展示物の中に、へ~と思うものがありました。
井戸茶碗 銘「いはほ」 別名(ニックネームね)「東横井戸」
東横百貨店(東急百貨店東横店;2020年3月閉店)で茶室披きをする際に、五島慶太氏が表千家十三代家元の即中斎宗匠に「いはほ」という銘をつけて頂いたもの。東横百貨店から別名は「東横井戸(茶碗)」ということ。
元東横百貨店に茶室があったのですね~。
きっと昔の百貨店は今よりステータスが高かったのでしょうね。三越や高島屋にもお茶室があった(ある)のでしょうか?
画像は著作権上、掲載できず申し訳ありません。
華やかな渋谷に、侘びた井戸茶碗。
どんな茶室だったのだろう。
何回来てもホッとする五島美術館の庭園。
庭師さん達がお手入れをされていました。
今日は2カ月ぶりのお茶のお稽古です!
それではまた。