季節の草花と一緒にお茶でも

理系研究職の傍ら、茶道・ガーデニング・料理など日々の暮らしを綴っています

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Re-union

GW前半に、留学先の同窓会がありました。

行きたかった~

 

しかし仕事を休むわけにも行かず、またGW中にお茶会のお役目もあったので泣く泣く断念し、Zoom参加となりました。

現在、アメリ東海岸サマータイム。13時間の時差があります。Zoom参加といっても結局は夜中2時で私は退席しました。

 

同窓会前までに久しぶりに同期らと近況を連絡しあったり、また持っている写真をボスに送り、ボスがスライドショーを作ってくれました。

ボストンで過ごしたのは2000年から2005年の5年間。

子供が2004年に生まれたので、大半は夫婦二人だけで自由に謳歌しました。

日本の研究室ではかなり鍛えられ勉強になったのは確かですが、どこか過ごしにくいところがありました。言いたくないけれどgender inequality(性不平等)というものでしょうか。昨今のニュースでは「やり過ぎじゃないの? そういうことじゃないのよ」と思うことも多々ありますが、やはり当時は過ごしづらいことがありました。私は研究室初の女子学生。後輩の女子学生が入るまで5年間、女性1人でした。気遣ってくれることもありましたが、やはりつらかったな~。

その点アメリカは違った。英語が下手でも、お酒飲めなくても、たばこ吸わなくても受け入れてくれた。自分の素のままでいられ、自分が肯定されたような感じだった。

2001年にテロが起こりしばらく憂鬱な時期がありましたが、一生懸命実験し、空いた時間でオペラ、ボストンポップス、ミュージカル、そしてFenway Park(RedSoxのスタジアム)に通い続けました。下手な英語でラボメンバーとDiscussionし、笑い転げていました。数えきれないほど(カジュアルな)Partyに参加しました。ボスの奥さまにお料理を習い、一週間後には日本人仲間を集めて我が家で復習Partyをしました。1 bed roomの狭い部屋なのにね。

Bostonで過ごした5年間は私の宝です。時間ができたらゆっくりと訪ねたいです。

だから本当に今回、行きたかった。二日前まで「やっぱり行こうかな?」と迷ったほど。でもお茶会も大事だし、子供らのこともあり断念しました。

私は学生としてではなくPost-doctoral fellow(Postdoc ポスドク)で、世界中から私のようなポスドクが集まっています。だいたい3~7年ほど在籍します。

美しく広大なキャンパス。ボストン美術館が近くにあり大学IDを提示すれば常設展は無料で入場できました。

晩夏のキャンパス

真冬のキャンパス

冬はものすごく寒い。ニューヨークのHudson川は凍らないけど、ボストンのCharles川は凍ります。体感温度は―30℃を下回ります。そして夏はそれなりに暑いです。だから秋の紅葉が美しいのです。

 

行きたかった~~

 

ボストン時代は楽しかった。

そして

日本に帰って、今の生活も幸せです。

 

それではまた。

ごきげんよう

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