* 本記事はアクセス数が多いので、時折私の経験も含め更新しております。
(最新更新 2022年1月17日)
ドラム式洗濯乾燥機から突如水が漏れしました。
ドアからではなくて、気が付いたら床が水浸し。
水漏れというよりどばっ~と大量に。。。
正直に説明すると「突然」ではありません。前兆はあったんです。
「排水できません」というエラーメッセージが頻繁に出ていました。
洗濯槽内部のゴムパッキンが波打っていました。(後で理解できたのですが、洗濯槽内がかなりの高圧状態だったのです)
洗濯機手前の糸くず(排水)フィルターは毎回きれいにしているし、なぜだろう?ときちんと考えないまま、再運転を繰り返してしまいました。
そしてとうとう。。。
やっと真剣に考えました。
疲れて帰ってきた夜(夜10時!)にこの状況。情けなかった。
旦那にLINEで「洗濯機から水漏れ」と連絡したが、
「歳末セールで買わないとね~」と呑気な返事。
年明け早々に車検もあるんだから、無理!
この年末に毎日コインランドリー通いなんて無理!
とりあえず、水浸しになった床をよれよれになったタオルや新聞紙で掃除し、洗濯機の取説を読み、懐中電灯で水漏れ箇所を観察。
< 考えられる水漏れ箇所 > ← 一つずつ確認!
- 給水部分(蛇口のところ)
- 本体周り(洗剤を投入口辺り)
- 本体前(ドア付近)
- 排水口(床)
その結果、私の洗濯機はおそらく排水口が原因と考えたれた。
洗濯機手前の糸ゴミフィルターでなくて、床にある方です。
なんとなく知ってはいましたが、自分で掃除したことがない。
うちの排水口の位置は狭く、外しにくいところにある。
それでも今回はやらねばならない。
懐中電灯を照らしながら、腕を伸ばし排水ホースと排水口を開けました。(人に見せられない体勢)
ぎょっ!
とんでもなく大きな糸くずの塊が詰まっていました。(写真撮る余裕なし)
これだけの塊が排水口をふさいていたので、洗濯槽内部のゴムパッキンが圧で押しつぶされていたわけです。最悪、ドアが壊れてドアから水漏れしたかもしれません。ヒトでいうと、便秘状態ですね。
手を突っ込んで塊を全部取り、周囲をきれいにし、もう一度排水トラップとホースを接続しました。
そして試運転。
以前よりはるかに短時間で排水しました。気持ちのいい排水する音。
ヤレヤレです。余計な出費にならずに済んだ。。。
夜中の2時に終了。
手順をまとめたものは以下の通りです。
<手順>
1. 洗濯機手前の糸ゴミフィルターを開け、洗濯槽内に残っている水を取り除きます。
かなりの水が排出されるので、あらかじめタオルや新聞紙を敷き、大きめの桶(洗面器やお鍋など)で排出される水を受け取る。
2.洗濯機横にある排水口を開ける
ヌルっとする時もあるので、手袋をした方がいいかも。
3. 排水口に溜まっている糸ゴミ(塊)を取り除く
4. 排水口をきちんと閉じる。 きちんと閉じないと下水臭が出る場合があります。
5. 念のため洗濯機の周囲にはタオルや新聞紙を敷いた状態で、再度排水を試みる。
6. 気持ちのいい音で排水されればそれでO.K. それでも水が漏れるのであれば専門的技術が必要と思われるので、サービス窓口に電話する必要あり。
なんで今まで詰まらず水漏れしなかったんだろう?
糸くずフィルターはほぼ毎回洗ってきれいにしているのに。
落ち着いて考え直しました。
最近横着して、別売りの専用ごみ取りフィルターを付けていなかったからだ!
半年前ぐらいまではきちんと専用ごみ取りフィルターを入れていたのですが、ストックを切らした後は付けていなかったんですね。
これは必需品だと身に染みて分かりました。
早速再ポチ。
または
私は下の「貼って簡単 ドラム式洗濯機用 ゴミ取りフィルター 15枚入 G-16-B」の方が好きです。なぜなら上の方はマジックテープがついていますが粘着力が弱いからです。(解決方法は後述)
装着方法:
装着時は必ず説明書を読んでください。
ゴミ取りフィルターが排水フィルターからはみ出さないように(1cm程度下)ハサミで切り取って下さい。
しかし時々水流でテープがはがれて丸まってしまいます。
G-15のテープも外れることしばしば。
G-16の方はしょっちゅう外れる。。。
しかし、外れないときはたくさんゴミが取れる。。。
そして試行錯誤の結果、ようやく改善策が見つかりました!
<追筆> 朗報!
フィルターを水流に負けずにしっかりと装着する方法。色々試行錯誤した結果、辿り着いた改善策は
お裁縫用の粘着式マジックテープです。
このフック側のみを使用します。
排水フィルターをタオル(これから洗濯するものでO.K.)でしっかりと水気をふき取ります。
「フック側」を1cm弱程度に切ったテープを下記のように3か所排水溝に貼り付けます。
しっかりと押さえつけて下さい。
その後、排水フィルターを貼り付けます。
そして、洗濯。
剥がれませんでした!
めちゃくちゃ嬉しい~!!!
つまり、排水フィルター+粘着式マジックテープで解決です。
ゴミが詰まった排水フィルターをはがしても、マジックテープはついたままです。
そのため、このテープが剥がれるまで、フィルターを装着することができます。つまりほとんどお金が掛からないのです。
洗濯に使える粘着式マジックテープならだいたい使えると思うので、お手持ちのものをまず試してみて下さい。
2022年1月4日 追筆
1か月以上経ってもマジックテープは付いたままです。フィルターも100%剥がれないです!
2022年1月17日 追筆
2か月目にして、マジックテープ一つだけ外れました。
少なくとも一日2回は洗濯する我が家なので、120~150回は耐えたということになります。新たにテープを張りなおしました。
ドラム式洗濯機には必需品です。
ドラム式は
・構造上埃がたまりやすい
・目が粗い糸くずフィルターを通り抜け排水溝にたまりやすい
・この詰まりはメーカーに差はないと思われる
そのため敢えて、ウチのドラム式洗濯機のメーカーはあえて書きません。
さらに、
・ドラム式は横幅が広く、相当重い
・もともと日本の家の構造上、昔のタイプの洗濯機か全自動用の横幅で設計されているので、我が家のようなドラム式12kgなんぞ入れたら、ほとんど横のスペースがなくなってしまう。(これから家を建てられるかたは将来のため洗濯機スペースは幅広く設計した方がいいですよ) 新しいドラム式を購入しいざ、家に搬入しようとしたらマンションのエレベーターに入らなかったとか、家のドアを通過できなく、泣く泣く搬入を諦めたというのもよくある話です。
ここまで狭かったら、掃除する気力もなくなりますよ。
この洪水事件を職場で話したら、多くの人が排水口の詰まりで水漏れしているか、排水口を掃除したことがないとのこと。
専用ごみ取りフィルターを付けたとしても、時々は排水口掃除をお勧めします。
どうしてメーカーはデフォルトでごみ取りフィルターを付けていないんだろう?
これはドラム式の構造上のもので、洗浄時に糸くずフィルターを通って洗濯槽に液が戻って循環しているわけです。だから糸くずフィルターで根こそぎキャッチしてしまうと洗濯槽の中にゴミが舞い戻ってしまう。そしてアッというまに排水できないほど糸くずが詰まってしまう、そして洗濯物に糸くずが付着するという悪循環になるという構造です。
糸くずフィルターのところに台所ごみ取りネットをかぶせる方法がネット上では拡散されていますが、ドラム式洗濯機の構造を考えたら絶対にやっていけない方法なのです。
詳しくは
私は台所ネットを使ったことはありません。
本来はメーカーが推奨している、
・ 糸くずフィルターにはなにも入れない。
・ 毎回糸くずフィルターを洗う。
・ 定期的に床に接続されている排水口を開け、溜まっている糸くず(塊)を取りきれいにする。
これが最善です。
そもそも排水溜めのところに糸くずた溜まることが想定されて設計されているわけです。
しかし、我が家のように排水口を開けるのが大変な場所にある場合は必然的に掃除しなくなります。
そのような場合、おそらくメーカーさんは目をつぶっているのでしょうが、専用の糸くずフィルターを装着し、排水溝の掃除の頻度を少なくするしかないと思います。それでも半年に一回ほどは頑張って排水口を開けて掃除した方がいいということになります。
私は買ったことありませんが、専用糸くずフィルターは100円ショップであるそうです。
夏と冬の大掃除の一つとして。
今度の夏には必ず排水口を掃除しよう。
2021年5月30日 追筆
半年ぶりに排水口を開け、掃除をしました。
それなりに「塊」と呼べるぐらいの糸ゴミの塊が溜まっていました。
頑張って腕を伸ばして、排水口は掃除すべきです。
2021年11月29日 追筆
マジックテープを用いた改善策を追加しました。
それではまた。