梅雨。雨と湿度の高い日々が続いています。
お洗濯物は外に出せず、もっぱら部屋干しと乾燥機フル回転です。
こんな天気の中、草花達は日々成長し、美しい花を咲かしてくれています。
うっとしい梅雨空の下、清々しいブルーの花で和ませてくれるのが、アガパンサス。
一つの茎から数十個の花が放射状に咲きます。とても華やかです。
このアガパンサスの分類(APG植物分類体系)には色々と説があります。
私は植物自体は好きなのですが、理科としての「植物」はとても苦手です。被子植物、裸子植物の話になるとお手上げ。分類も難しい。
植物は地域や周囲の環境(蝶々に気に入られるためとか)に適応するため多様性に非常に富んでいます。
種類として、およそ
植物 27万種
昆虫 100万種
哺乳類 4500種
あると言われています。哺乳類とは桁違いに多いですね。昆虫はもっとすごい。
さらに植物は品種改良もあり地域による亜種も多いので、実際はもっと多いと考えられます。
アガパンサスの原産地は南アフリカ。現地に20~30種類、園芸品種で300種類 以上あるそうです。
そしてアガパンサスはまだ不明な点が多いらしい。
最新の分類は「ムラサキクンシラン科アガパンサス属」とのこと。分類が難しいから、新たに「ムラサキクンシラン科」を作ったのかな?
「NHKみんなの趣味の園芸」(当サイトにも右サイドにバナーを貼っています)によると、ネギ科、ユリ科で分類することもあると注意書きされています。
子供の植物図鑑(学研 2013年発行)にはユリ科と記載されています。
さらに和名の「紫君子蘭」
これは単に君子蘭と”見た目”が似ているだけでつけられたそうです。
アガパンサス(紫君子蘭)と君子蘭は全く関係のない別種です。
植物は難しい。