みなさま、ごきげんよう。
朝晩は涼しくなりましたが、日中の気温の変化が激しく、疲れます。
さて、先週の日曜日はお稽古の一環として「夕ざりの茶事」が開かれました。
師匠は一年近く前からご計画、ご準備下さいました。
茶事には朝茶事、正午の茶事、夕ざりの茶事、夜咄の茶事など季節や時間帯などいくつもの形式があります。時間帯だけでなく内容でも何種類もの茶事の形式があります。
以前、水屋担当として参加した「朝茶事」は夏の涼しいうちに行うことが多いのですが、今回は明るい時に席入りをして茶懐石を楽しみ、中立ちの際に夕暮れと日没を楽しみ、蝋燭の明かりの元、幻想的な雰囲気の中でお茶を頂き、心を落ち着かせるといったものでしょうか。 師匠は日の入りの時間まで綿密に計算して茶事を計画して下さいましたので、中立ちの際はひんやりとした秋風と共にきれいな夕暮れを感じることができました。
まずは10月最初のお稽古はこの夕ざりの茶事の事前稽古で流れをご指導頂きました。それぞれお役目が決まっており、私は次客です。仮にどなたかがご欠席したらお詰め(最後のお客。亭主の補佐役を担うので、正客並みに茶事の流れを理解していなければならない)となっていました。
茶事の事前稽古の日のお着物はこちらです。



シルックの単衣に祖母が仕立てた名古屋帯を合わせました。この帯は母が昔、祖母宅から持ち帰りそのまま長年、箪笥にしまってありました。半年ほど前に渡してくれました。(早く頂戴よ~~)
なんと説明したらよいのでしょうか。50年以上前に祖母が仕立てたので正絹だと思います。樹木のような柄が金銀糸で描かれています。お太鼓の位置と形がイマイチですが、着物の色と同色系で意外と合ったと思います。
次のお稽古は胃腸炎でお休み。
そして先週日曜日、病み上がりで夕ざりの茶事に参加しました。
前日の土曜日組はかなりの夏日で雨も降り、大変だったとのことでしたが、私達日曜日組はうって変わって秋晴れ。気温も20度前後でお茶事日和でした。
15時10分に集合し、待合で白湯を頂いてからお茶事が始まりました。全員予定通り出席でしたので、私は次客となりました。
今回はプロのお料理人の方が御懐石を師匠宅で作って頂いたので、師匠は茶席の写真撮影とご指導に集中されておりました。「私は黒子だからね」と。
御懐石はプロの味!で、確かに美味しかったです。写真をお見せできないのは残念です。しかし私はいつもの師匠の温かく優しいお味のお料理の方が好きです。
中立ち(御懐石が終わると席をあらためるため一旦、外の腰掛に座って待ちます)の後、再度お茶室に席入りします。その頃には日没を迎え、お茶室は蝋燭だけの灯りとなりかなり暗くなります。これがとても幻想的な雰囲気。いつも慣れたお茶室なのに全く感じが違い、静寂な厳かな雰囲気の中お濃茶とお薄を頂きました。御亭主の方はばっちりとお道具のご説明もされ、ご立派だな~と尊敬の念を抱きました。
続き薄茶で行ったので(後炭がない)、18時半にお茶事は終わりました。
最寄り駅から遅く昇った更待月(月齢17.3日)が見え、お茶事の余韻に浸りながら帰途に就きました。

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お茶事本番の時のお着物はこちらです。
暗いお茶室の中で行われるので、明るめの着物を選びました。
秋は紅葉をイメージできるグラデーションがあるオレンジ色の色無地。帯はCreemaのさまだやさま作の手紬の名古屋帯(ピスタチオグリーンに里山散歩の林道柄)を合わせました。こちらの帯はとっても締めやすく、同席した方々からも褒めて頂きました。帯締めは師匠から頂いたもの。今回の着物と帯にピッタリだったように思います。



それではまた。