季節の草花と一緒にお茶でも

理系研究職の傍ら、茶道・ガーデニング・料理など日々の暮らしを綴っています

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石巻へ その1

今回の出張では、一日着物で和菓子屋巡りをする予定でした。

スーツケースに着物一式を入れてきたのに、予定変更で石巻へ。

しかし、結果的には石巻に行って良かったです。

 

JR仙石東北ライン 仙台9:25発に乗って、石巻へ。

風はちょっと冷たいけど、観光日和。

朝はお茶だけね。

塩釜に停車。

松島海岸のあたりかな?牡蠣の養殖かな?

 

広大な田んぼが広がっていた。と同時に津波被害からの復興のため、整地されている場所が広がっているのを目にした。

「復興」とテレビなどで知っていたつもりだったが、「整地されたここまで、津波が来たんだ」と改めて津波の恐ろしさを感じた。

整地された広さに圧倒され、これ以降石巻に着くまで写真を撮るのを忘れてしまった。

 

萬画の国 石巻に着いた。

 

まずは日和山公園に行った。津波の映像でよく放映される場所。多くの人々がここまで逃げて津波を見て絶望を感じた場所。

地元のおじいちゃんが私達に色々話をしてくれた。

写真で分かりづらいが、橋が2本かかっているのがお分かりでしょうか。海に近い橋。当時多くの車が橋を渡って避難したが、大津波が押し寄せ一番高い場所にいた7台のみが助かったとのこと。その後、手前側にもう一本橋が作られた。

ここにいたマルハニチロの社員達がクリーンルーム用の作業着のままこの高台の日和山公園に避難する姿を見て、近隣住民らは「マルハニチロの社員が避難しているから避難した方がいい」と思ったことなどを教えてくれた。

 

当時、この急な階段を上って日和山公園へ避難。

 

次は門脇小学校へ。(2015年閉校)

津波と火災の被害をうけました。しかし先生方と子供達の日頃の訓練と臨機応変の対応力で、(当時学校にいた生徒職員)全員無事だった。

石巻市立門脇小学校 - Wikipedia

教授と3人でただただ無言で校内を見学した。
(写真は掲載できません)

震災の恐ろしさ、命の尊さ、訓練の重要性、人との繋がりなど色々な感情を抱いた。

絶対にこの小学校は見学した方がいいと思う。

 

その2に続きます。

 

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