季節の草花と一緒にお茶でも

理系研究職の傍ら、茶道・ガーデニング・料理など日々の暮らしを綴っています

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着物でお稽古に ㊱ お太鼓が背中にピタッと!

やっと初冬らしい気温となり、袷の着物が気持ちよく着られるようになりました。

師走。早い!

年賀状の準備はまだ! (旦那さん、準備して下さい! 毎年私が音頭とるまでやらないんだから!)

 

今朝、お茶のお稽古に行って参りました。私は基本的に土曜日午前にお稽古をして頂いております。子供らが帰るまでの時間です。

子供らを送り出して、ゴミ出しをして、洗濯物を干して、食器洗いをスタートしてから着付けの時間です。バスと電車でお稽古に行きたいのですが、時間が間に合わないので、結局今日も着物姿で運転してお稽古に行きました。

 

今日のお稽古は四ヶ伝の「唐物」と「寒雲卓 かんうんじょく」をさせて頂きました。

「唐物」は中国などか伝来した茶入れを用いたお点前。茶入れを通常以上に丁寧に扱います。

「寒雲卓」は裏千家13代 圓能斎のお好みの棚です。裏千家の茶室、寒雲亭用に考案された大きな棚を圓能斎が小さな棚にしたもの。棚ですが棚の扱いではないのがポイントで柄杓と蓋置、水指の扱いを注意しなくてはいけません。

調べて知ったのですが、寒雲亭は北鎌倉の東慶寺と京都 今日庵にあるようです。裏千家教則には寒雲亭は「裏千家内の茶室」と記載されていますが、ネットの中には「元々の茶室は北鎌倉に移転したもの」という情報もありますが、そもそも私はどちらも行ったことがないので、確信がもてません。北鎌倉の寒雲亭は月釜が行われているようなので、娘の大学受験が終わったら行ってみたいと思います。娘と息子は鎌倉が大好きですし。

観音縁日 月釜 — 催し — 北鎌倉 松岡山東慶寺

 

さて本日のお着物。

お着物は細かい鶴の文様の江戸小紋

サイズ的にもとても着やすいです。

帯はCreemaのさまだや様の作品で、手紬の名古屋帯。ピスタチオグリーンに里山散歩の林道柄です。

Creema 公式オンラインストア

11月中に着たかったのですが、12月になってしまいました。

とっても締めやすかったです。初めて帯が落ちずにピタッと背中にくっ付きました! この感覚・感動は家族の誰も分かってくれないのですが、私一人「やった!」という満足の締め方でした。さまだやさんの手紬の帯だから?これまでの試行錯誤の着付けだから?ブログ友からのアドバイスのおかげ? 最近通勤電車の中でみている種々の着付けのYoutubeのおかげ?

きっとこれらの相乗効果だと思いますが、さまだやさんの帯はとても丁寧で締めやすいく上品な帯です。

師匠もお稽古仲間(今日は男性2人)も「素敵な帯ね~ お着物にあってる」と褒めて下さいました。娘からは「今日のいいよ~ この間の赤の帯は似合わなかったけど。」

旦那からは「新作ですか~ (また買ったな、という意味) たしかに着付けは上手になっている」 息子はノーコメント。

でした。

いいのいいの、帯がピタッとしたことが今日一番の嬉しいことなんだから。

 

それではまた。

ごきげんよう

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