先月、実家に草むしりに行きました。あっという間に生えてくる。バラも我流に剪定。
娘は夏期講習だったので息子のみ連れて行きました。
孫というのはいるだけでいいんですね~
草むしりも手伝わず、ただ涼しい室内でお昼寝したりスマホみたり、ちょっとだけ勉強して後は、祖父母と「御歓談」してチヤホヤされている。
一方、私は蚊に刺されないように長袖長ズボンに麦わら帽子をかぶり、蚊取り線香と共に汗だくになって庭仕事。
何なのよ!?
その日、母宛てに花束が届きました。たぶん「秋」がテーマなのでしょうけど統一感のない色々な種類が入っている花束。
母も「どうしよう?」
母は一部を使って花瓶に生けましたが、残りは
「〇〇ちゃんに生けてもらって」
と渡された。(私にはセンスがないので)
その夜、娘が生けてくれました。(学校で池坊の「中等科 中伝」を頂いています)
華道部ではなく、学校の華道の授業だけでそれほど鍛錬をしているわけではありませんが、基本を学んでおり私より断然上手。
お花を活けること自体好きらしいです。
私は何も言わずに、横で見ていただけです。
娘は生けながら独り言を言っていました。その内容に少しウルっとしました。
華やかなお花ばっかりでもくどいしね。地味な草花も大事だからね。
今咲いているものだけが偉いのではなくて、この蕾だって将来輝くもんね。
後ろから輝いているものもいいよね~
単に色や形のバランスだけを考えるだけではなく、お花の気持ちを考えて活けるのかと正直驚きました。
引っ込み思案で話すのが苦手で成績も心配なのですが、誠実な優しい娘らしいな~と生け方の出来以上に感動しました。自分を蕾に例えていたのかな?
絶対に開花するよ!
開花させてあげたい。
それではまた。