季節の草花と一緒にお茶でも

理系研究職の傍ら、茶道・ガーデニング・料理など日々の暮らしを綴っています

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昭和時代 行商の方から植物の苗を

今日は嬉しい驚いたお話を。

私がバラの挿し木を始めたきっかけは

・ブログ友が銀婚式記念のバラを挿し木にして大事に楽しまれていることに感動した。

・実家にある老齢化したバラ苗を枯らせずに若返りさせてみようと思ったこと。

そして先日、一年前の記事に下記のようなコメントを頂きました。

はじめまして、ウチのバラと同じ境遇に親しみを感じながら、ブログを拝見したのが昨日、そして今日、神代植物園でファラオンを見つけて、教えて差し上げたい!と思い、初コメです。でも、もう、わかってたのですね。良かったです。
私の実家にも、2度の引越しを経た50年を超える品種不明の赤バラがあります。春になるとバラ園に行っては、と手がかりを探してます。母によると、行商の農家の人に押し切られて買ったバラで、その人が植えて行ってくれたらしいです。今でも、母のテキトーな世話で、年に数輪は咲いてくれる強靭なバラで。私の成長を見守ったバラです。寿命が来たら寂しいので、昨年の冬に差し木にチャレンジして現在も育ててます。
1968年に結構高いお金払って買った、木立性、四季咲き、長めのステム、強健.で、パパメイアンではないかと思っているのですが、黒バラの特有の深みが足りない気もします。でも、2階から見るような有り様」なことから、もう、パパメイアンってことにしようかな、と思っているところです。』(コメントから一部抜粋)

一年前の記事はこちらです。

jardinage.hatenablog.com

私の拙い記事にお心を寄せて下さりとっても感謝です。Jindaさまありがとうございました。

Jindaさまの「行商の方から苗を購入した」という話は私の実家の状況と同じでビックリしました。

昭和40年代後半~50年代前半には野菜の他、植物の苗を売りに来られる行商の方がいました。「重い荷物を持って帰りたくないから、安くするのでどうぞ買って下さい~」と言われ、母は押し切られてシンピジュームやデンドロビウムなどを購入したそうです。それらの苗は50年近く経っても枯れることなく実家の庭に放置されていたので、昨年私が預かりました。鉢替えして様子を見ていたところ、今年デンドロビウムに蕾が付いたので母に返しました。お花は無事に母の元で咲きました。写真は母がスマホで撮影したものです。

今はシンピジュームを再生中です。

コメントを下さった方のお母様は行商の方からバラを購入されたようです。今ではほとんど見かけませんが、当時は山手線でも大きな荷物を背負われている行商の方をお見かけしました。そして実家のバラの苗などを若返りさせて命を繋げようとされる方が私の他にもいらっしゃることを知り、驚き共感し嬉しくなりました。

 

先週末は実家の庭仕事をしてきました。

庭の師匠が実家の庭も手入れして下さっているのですが、年に2~3回では追いつかないので、私が時折バラの剪定や草むしりをしています。

 

今回は母が友人から母の日に頂いたバラを挿し木にしました。

頂いてから少し時間が経ってしまったので、成功するかどうか分かりませんが。。。

それではまた。

ごきげんよう

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