更新が滞ってしまいました。
年度末で、色々立て込んでおります(一年中だけど)。
今日は「お弁当係」についてお話したいと思います。
私はかれこれ18年ほどお弁当を作っています(途中2年ほど中断あり)。娘はアメリカで生まれ、現地の保育園に生後6週から通っておりました。6か月ではなくて6週目からです。最初はミルクのみでしたが、途中から離乳食が始まりました。アメリカの離乳食は日本人からすると「ありえない」ものが多々あります。
娘が離乳食が始まるころ、アメリカ人のママ友から
「おかゆ(Baby Rice Cereal)は食べないわよ。アップルシナモンを加えると食べるから」と言われました。
「アップルシナモン!?」
そんなもの食べさせたら、お米の甘さが分からなくなるし、舌がバカになる!と思い、可能な限り和食離乳食を作りお弁当に持たせました。帰国後、日本の保育園は御給食があるので2年ほどお弁当作りはお休みでしたが、その後小学校以降ずっとお弁当を作っています。
さて、職場の話。
我が職場では同じ職位の人達での月一で会議があります。コロナ禍前までは外注のお弁当を食べながら会議をしておりました。コロナ禍の今はオンライン会議に切り替えていますが味気ないし、連帯感も感じない。そこで私が余計なことを言ってしまった。
「お弁当注文しない? 同じお弁当を各々PCの前で食べながらオンライン会議するのってどう?」
その夜会長さんからメールが。
「とってもいい案だと思う。お弁当係やって」
晴れてお弁当係に任命されてしまった。
「懐石料理 青山」の宅配弁当などを注文すれば簡単なのに、ここは主婦母親感覚が出てしまう。
同じ予算なら美味しいお弁当が食べたい。
昨年は飲食業界が非常事態であった(今でもだけど)。そこで我が職場を日頃より応援して下さっている飲食店からお弁当を注文することにした。まだテイクアウトに慣れていないお店もあったが、どのお店も大喜びされた。毎月会員らにメール送信し、無料サイト「調整さん」を利用して注文を集計。
お弁当は私がいる研究室に配達される。お茶は大学生協に注文。大学生協も学生が登校しなく閑古鳥状態だったので喜ばれた。
同僚らがお弁当を取りに来る。中には急いで帰宅して自宅からアクセスする人もいる。私はお弁当係なのでお弁当の店番をしながら会議に参加。
会議は8時頃終了。仕事が終わらずお弁当を取りにこない人もいる。残り弁当を残っている近隣研究室の人や学生に渡す。
そんなことを一年近くやっていました。お店の人の予想以上に喜ぶ顔。同僚達の「おいしいね~」と喜ぶ顔を見ると嬉しいが、やはり疲れる。(←主婦業と同じではないか!)
注文したお弁当は近隣なのにジャンルは様々。(←夕食の献立を考えるのと同じ)
オンライン形式に変わったのもあるが、コロナ禍前より参加人数が増えた。
何しろお弁当が毎月美味しい~
さらに
今日は職場でランチタイムに少人数での送別会がありました。まん延防止が解除されたとはいえ、三蜜には十分注意。私は幹事でまたもやお弁当注文。今日は鰻重でした。美味しかった~
秘書や他のメンバーに手伝ってもらいながら、お弁当と花束と色紙の用意。そして参加できない人達にはオンライン形式で参加してもらいました。コロナ禍であってもできることはたくさんあります。和やかな新しい形式の送別会でした。
これから新年度の準備です。
庭いじりがした~い。
それではまた。