季節の草花と一緒にお茶でも

理系研究職の傍ら、茶道・ガーデニング・料理など日々の暮らしを綴っています

MENU

着物で実家へ ⑭ 総絞りの羽織

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

 

南関東の三が日はお天気もよく。穏やかに過ごすことができました。

コロナ禍のこともあり遊びに出かけることもなく、近所の神社への初詣と私の実家に行くのみで自宅でゆっくり過ごしました。

パンを焼いたり、バラの挿し木をしたり、子供の勉強を見たり、お寝坊したり。

 

実家には着物で参りました。母からは辛辣なコメントが来るだろうと覚悟していきましたが、意外と褒めてくれました。

f:id:Jardinage:20220104014408j:plainf:id:Jardinage:20220104015027j:plain

f:id:Jardinage:20220104021052j:plainf:id:Jardinage:20220104021214j:plain

褒めてくれたのは母から譲ってもらった名古屋帯と羽織のおかげ。

名古屋帯は60年前の西陣織。

羽織もやはり60年前のもので、祖母が仕立てた総絞りです。折角祖母が仕立てていたのに、母は一度も袖を通さずしつけが付いたままでした。(ピンクは膨張色。余計に太って見える。。。)

名古屋帯は私には長さが短く、娘に手伝ってもらいながらなんとか締めました。帯で苦戦しているうちに着物に皺ができてしまいました。

羽織は年末に母の着物箪笥から発見。シミもなくきれいな状態でした。しかし裄がかなり短く、羽織紐の位置も私に合っていませんが、母に見せるだけなので承知で着ていきました。

「おばあちゃん、やっと私が袖を通しましたよ~」と天を見上げて報告しました。

 

ブログ友さんの受け売り知識で、

帯締めはお正月の松をイメージしたのよ」と話したら、

「あなた、御洒落に無頓着だったのにどうしたのよ!? 珍しいわね~」と。

「自分で着付けしたの? 着物と帯が合ってるわよ~ 凄いね~ おばあちゃん喜んでいると思うよ」

と一通り褒めた後。

「今日、台所を手伝ってもらおうと思ったのに。。。」

 

はい、はい。ちゃんと着替えを持ってきましたよ。

お茶菓子を頂いた後すぐに普段着に着替え、すき焼きの準備をしました。帰るまでほとんど台所仕事。。。

 

今日から仕事はじめ。

コロナ感染者数、増えるでしょうね。覚悟の仕事始めです。

皆さまも十分、お気をつけてお過ごし下さいませ。

 

それではまた。

ごきげんよう

Copyright ©季節の草花と一緒にお茶でも All rights reserved.