だいぶ寒くなってきました。
今朝この冬初めて車のフロントガラスが凍りました。
近所の川からも湯気が。「気嵐」といいますが、小さい川なので「気嵐」と呼んでもいいのかな~?
先日ブログ友から京都の亥の子餅を教えて頂きました。
11月はお茶の世界の「お正月」で、「炉開き」を行います。
正式な炉開きでは「口切りの茶事」が行われます。
茶壺に入れ目張りをして保存しておいた新茶を、陰暦10月の初め頃に封を切り、抹茶にひいてお濃茶を点てる茶事です。
茶壷はこのような↓ものです。
2021年11月号 なごみ(淡交社)の表紙より
お正月ですので、お善哉を頂いたり、亥の子餅を頂いたりします。
私の社中では正式な「口切りの茶事」は行いませんが、毎年師匠お手製の粟善哉や亥の子餅を頂きます。11月最初のお稽古の日は普段洋服の方でも着物でお稽古に参り、師匠に「炉開きおめでとうございます」とご挨拶致します。
「口切りの茶事」ではお詰(末席に座ります。茶壷を用意するお茶屋さんが担っていた)がお土産に柿や栗を持参することがあったことから、亥の子餅の中に柿や栗が入っているものもあります。
今まで、何度か亥の子餅を頂いたのですが、柿や栗入りを頂いたことがなかったところ、京都の和菓子屋さんからお取り寄せできることを知り、早速注文しました。
先週土曜日にクール宅急便で届きました!(我が家は翌日着でした)
宅急便で届いたとは思えないぐらい、しっとりと柔らかい羽二重餅でした。
子供らも「これは美味しい!」
と絶賛していました。娘がお茶を点ててくれました。
衛生面と宅急便というのを考慮してか、一つずつビニール袋で包まれ、周囲のお粉も多めでした。こし餡もさっぱりとした上品な甘さでした。
迅速な流通が発達したおかげで、遠い京都からでも主菓子を頂けるとは有り難いことです。
また注文したいと思います。
それではまた。