季節の草花と一緒にお茶でも

理系研究職の傍ら、茶道・ガーデニング・料理など日々の暮らしを綴っています

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映画鑑賞会@Home 「舟を編む」

久しぶりの映画観賞会@Home.

今回は久しぶりにパパも一緒でした。

 

本屋大賞」を受賞した2012年に私は本で読みましたが、映画もTVでアニメ化されたものも見ていなかったのです。

三浦しをん氏の小説です。
新しい辞書を編集する人たちのお話です。
言葉を大事にする心温まるストーリーで、言葉と辞書に愛着が沸いてきます。
 
私は理系で、中高生の頃から現代文は苦手でした。
私はこう思うんだけど~と解釈しても大体×になっていました。
古文や漢文は高校や浪人時の塾の先生がとてもいい先生だったので、古典は好きでしたし、努力が点数に報われるものなので成績も良かったです。
しかし、現代文は全くダメ。当時大学受験でよく出されていた「小林秀雄」氏の長文。理解できなかった。。。「小林秀雄アレルギー」になるほど。
 
私に似たのか、娘も国語が大の苦手。私より重症です。
息子は乱読するほど本をよく読みますが、娘は全く読みません。漫画も読まない。
言葉の面白さが少しでも伝わるかな~と思い、この映画を家族で観ることにしました。
 
娘も息子も時々笑いながら、のめり込んで観ました。
「辞書作るのに、こんなに大変なの!?」
と驚いていました。(という私も本を読む前まで知りませんでした)
「右」をどのように説明するのか?
たしかに、お箸を持つ方と表現したら、左利きの人には当てはまらないし。。。
と、子供らも首をかしげていました。
 
映画を観終わったあと、早速家にある複数の辞書で「右」の意味を調べていました。
我が家にある辞書は
・ 旺文社 「国語辞典」
・ 角川 「国語辞典」
です。
角川の辞典は私が中学に入学時に購入したものです。当時の国語の授業は机の上に辞書を置いておくのがきまりでした。今でも私が愛用(最近はそれほど使っていないけど)している辞書です。一応、職場と家の机の上には置いてあります。
旺文社と三省堂は子供らが小学校高学年の頃に購入したものです。
小学校の頃は「意味調べ」の宿題があり、それなりに使っていましたが、最近は全く使っていません。電子辞書で使っているのかな~?
 
日頃の横着を反省し、ネットで意味を調べるだけではなく私も紙媒体の辞書を身近において見直そうと思いました。
 
それではまた。
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