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理系研究職の傍ら、茶道・ガーデニング・料理など日々の暮らしを綴っています

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浴衣を夏着物にしてお稽古に ⑧

やっと少し涼しくなってきました。

といってもまだムシムシしますが。。。

 

6月に立て続けに足を怪我してからしばらく着物を着ることができず、洋服で茶道のお稽古に通っておりました。足もだいぶ治ってきたので、昨日3か月ぶりに浴衣を夏着物として着付けてお稽古に参りました。

着物は

10~5月 袷

6月 単衣

7~8月 薄物

9月 単衣

を着るものとなっていますが、現在はかなり気温が高いので、暑ければ5月10月でも単衣を着ることも許されています。

絽の着物ですが、着る時期がかなり短く、盛夏に茶会に行く予定もなさそうですし、着物初心者の私は「どうしようかな~?」と考えていたところ、ブログ友が「浴衣を夏着物として着る」を勧めて下さいました。

なるほど、そういう着方があるのかと目から鱗でした。ブログ友の浴衣を夏着物としてお召しになられている御姿は私がそれまでイメージしていた浴衣とは全く異なるものでした。

 

夏祭り用の浴衣は数枚持っているのですが、全て市販の100%綿素材(綿コーマ)。試しに着てみると(以前より太ったというのもありますが)正座をすると身幅が狭い。それ以上に

「暑い!」

そのため、より涼しく感じられる綿麻の浴衣を仕立てることにしました。

 

今年、反物からマイサイズで着物を仕立て自分のサイズが分かるようになったので、インターネットを通じて仕立てをオーダーしてみました。

頼んだお店は愛知県岡崎市にある「和物屋」さん。

私が誂えたものは2022年度版に相当するのはこちらです。

茶道で着物風で着るという目的を伝えたところ、色々とアドバイスをして下さいました。お仕立ては国内手縫いでした。

何回かメールでやり取りをして細かくサイズ等を決めて注文!

3週間弱で仕立て上がりました。

とても丁寧なお仕立てでした。

 

茶道で浴衣を着物風に着るということは

・ 白半襟

・ 足袋と草履

・ 名古屋帯

・ 帯締め帯揚

をするということです。

相変わらずいくつか反省点があるのですが、なんとか浴衣を着物風に着ることができました。

正絹と違って滑らかさがなく固いので、少々着付けが難しかったのですが、意外に暑くなかったです。汗はかきましたがインナーが吸ってくれましたし、風通しもあったからでしょうか。

半襦袢は本麻のものを着ました。

 

久しぶりの着物(浴衣)は楽しかったです。

来年ももう一枚。。。と考えてしまいます。絹紅梅や竺仙浴衣欲しいな~

 

帰宅後、すぐにインナーや足袋をお洗濯。

さて、この浴衣をどうするか?とまだ悩み中です。

家で洗えるのは分かるのですが、その後のアイロンを考えると。。。

クリーニングに出したほうがいいかな?

 

今月のお稽古は茶箱です。

今日は

・ 卯の花(拝見あり)

・ 和敬点

をお稽古しました。

私は茶箱が大好きです。縦21.6×横14.2×高13.2cmの箱に茶道具全てを仕舞ってあり、どこでもお茶を楽しむことができます。どこでも! 野点でも、職場でも!

茶道具も自分のお気に入りのものを集め、アレンジも可能で無限大の可能性を秘めています。

私はまだまだ初心者なので定番のお道具一セットしか持っていませんが、お気に入りのものに出会えたら少しずつ集めてみようかなと思っています。

 

茶箱のお話はまたいつの日にか。

 

それではまた。

ごきげんよう

 

<2021年9月19日> 追筆

今日は台風一過。湿度が低く快晴。しかもお休みの日だったので、浴衣を洗濯しました。

こと子さまに教えて頂いたようにザクっとたたみ、ネットに入れて脱水1分で洗いました(ドラム式)。

その後、竿に通して干しました。

浴衣の身丈が172cmで裾が床に付きそうだったの、裾を竿にかけて干しました。

その後アイロンをかけ、本畳みをして箪笥にしまいました。

案ずるより産むが易し。予想以上に簡単にきれいにできました!

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