やっとエノモトチドリ榎本千鳥が咲きました。
エノモトチドリはイワチドリとコアニチドリの交雑種です。
とても小さな野生の蘭です。
インターネットでみて一目ぼれしました。
実は昨年、苗を購入したのですが、花も咲かずに枯れてしまいました。
どうしてもこの可憐なお花を見たくて、今年も購入し再チャレンジ。
育て方で気づいた点をまとめます。
・ 購入時期
インターネットで購入するなら芽がしっかり出てから。
芽が出るのは4月上旬から中旬にかけてです。直接お店で購入し持ち帰るのなら大丈夫と思いますが、発芽前に通販で苗を購入すると運送中に土がこぼれたりして苗?に負担がかかります。私は出芽前の苗を購入し土がこぼれて失敗してしまいました。(山野草用の土はとても軽いです。)そのことをお店に伝えたら、翌年はしっかり発芽してから発送してくれました。
・ 生育場所
基本は半日蔭
我が家には南向きの庭と、ひんやりする半日蔭の西側の庭(空間)があります。主に山野草などは半日蔭のところで育てています。
・ 水やり
土の乾き具合で
鉢植えの場合は受け皿を使わず、鉢は土の上に置く。
基本的に毎朝お水をあげます。夏の間など土の乾き具合によっては朝晩あげることもあります。しかし水のあげすぎは禁物です。極姫水引草も枯れる寸前までやってしまいました。購入したお店の人に相談したところ、根が蒸れてしまった可能性があり、鉢の場合は受け皿を使わず、土の上に鉢を置き水はけをよくして下さいと教えて頂きました。
また鉢もプラスチックよりも素焼きのものや、欲を言えば軽石でできた鉢を使うのもいいです。例えばこういうものです。
・ 土
水はけのよい土
土の上においても水はけの悪い土では根が蒸れてしまいます。
基本的には鹿沼土ですが、私は今回「山野草の土」を購入したところ極姫水引草が復活しました。
肥料も入っているのもありますが、おそらくこれが復活の元と思われます。
これ以降、オダマキ、エノモトチドリなどほとんどの山野草に使っています。
・ 愛情もって観察する
山野草は肥料や水のあげ過ぎは禁物ですが、毎日観察することは大事だと思います。この点はバラも同じですよね。体調不良を一日でも早く見つけて対処すれば完全に枯らすことも避けられます。
エノモトチドリは球根で増やせるので少しずつ増えるといいな~。
追記 2022年4月5日
心配していましたが、翌年、芽が出てきました!
2022年5月5日
とってもゆっくりゆっくり成長し、開花しだしています。今年は4本花穂が伸びました。球根が増えているのかな?
2022年5月6日
一輪咲きました。かわいいです。
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それではまた。