昨晩、仕事帰りに青山フラワーマーケットに寄りました。
お洒落すぎて、私が欲しかった素朴な菊がありませんでした。
近くのもう一軒の花屋さんにはイメージしていた菊の花が売っていたのですが、「申し訳ありません〜 レジ閉めちゃいました〜」と買えず。
結局青山フラワーマーケットで購入しました。
重陽の節句用のブーケはあったのですが、ちょっとハイカラ過ぎ。私はもう少し素朴で静かに楽しみたいのですが。。。
そうかといって、菊がない夜も寂しいので、「菊科」のお花を買って帰りました。
学校で華道を習っている娘が早速花瓶に入れてくれました。
大輪の菊の詳しく花名は分かりません。札には「マム 」としかありませんでした。もう少し詳しく書いてよ〜
小ぶりのものは「ヘレニウム」。和名は「団子菊」。これも原産はアメリカです。
マムとはChrysanthemum(クリサンセマム)の略で、洋菊をさします。
中国から伝わって、古来日本にあった菊が幕末に欧米に渡り、品種改良されて戻ってきました。
菊は日本でも中国でも長く愛されている花ですから、和歌を始め、菊慈童などたくさんの話があります。純白の白菊から徐々に赤紫に色が変わるうつろい果てた菊をも愛でた、古人の繊細な感性を見習いたいと思います。
「マム」ではないのよ~~