私の職場の庭には狭いながらも色々な種類の植物が植えてあります。樹木や下草の手入れ、大木へのイルミネーションなどは専門の園芸会社の方が定期的に手入れして下さっています。多くの人は何も思っていないのでしょうが、私はこのようなことにお金をかけるのはいい職場だな~と思います。
先日、愛読しているブログにこの樹木が紹介されました。
昨年、「ナニコレ!」と驚いた木でした。
でもその時は時間がなかったのか、それ以上調べることもせずにそのままにしておりました。
とっしーさんのブログを拝見して、もう一度確認しようと思っていた矢先に今度はYahoo!ニュースでブラシノキの写真が飛び込んできました。
とっしーさんがおっしゃるように「夏」の木なんですね。
仕事帰りに職場の木を確認しました。
ただウチのは満開が過ぎていたようで、2つしかお花が残っていませんでした。
薄暗いなか写真を撮ったので、ボケてしまっていい写真ではありませんが、これです。
たしかに木の下に「ブラシノキ」と札がありました。
とっしーさんのブログにはきれいなブラシノキのお写真があります。
写真を撮りながらよーく見ていたら、なんか木の幹に変なものを見つけました。
「あら、いやだわ~。虫の卵がついちゃったのかしら?」
と思い、帰りの電車の中でリサーチ。
わかりました。
「種」でした。
「ガーデニングの図鑑」から以下を引用します。
果実は7~8年の間、発芽能力を持ったまま枝に残ります。
果実は山火事の後に一斉に弾けて、辺りに種子を散布します。
これは、他の植物がなくなった後にいち早く芽を出して、その土地の優占種になろうとする生態です。
このため、前の山火事から何年たっているかはブラシノキの実を見れば分かると言われています。
もの凄い「生存戦略」ですね。
P.S.
オーストラリアにたくさん自生しています。最近の森林火災によってブラシノキの実が弾け芽が出て、独占が始まっているのでしょうか。
時々放送されるNHK の「植物に学ぶ生存戦略」で取り上げて頂きたいほどです。
とっしーさんのブログのおかげで楽しませて頂きました!