庭造りを始めた時に、師匠が選んで植えてくれた低木の一つに「カラタネオガタマ」があります。「オガタマ」は「招霊 オキタマ」が転訛したものです。
別名は「バナナブッシュ」。
4月後半から5月にかけて咲く白い花の香りが「バナナ」に似ていることから「バナナブッシュ」と呼ばれています。(本当に微かにバナナの香りがします)
あまり主張しない常緑低木ですが、「招霊」という名から神聖な気分になります。
このような願いも込めて師匠は植栽して下さったのかな?と今になって、思います。
ここで一つ、疑問がある。
英語名のスペルは
Banana Shrub
カタカナで書くと「バナナ シュラブ」となる。
ただ日本語では別名を「バナナ ブッシュ」と呼ばれており、これを英語で書くと
Banana Bush
Bushの意味は「低木」ではありますが、「もじゃもじゃした茂み」という意味合いとなる。
一方、Shrubは
一本の整った低木
という意味。
そのため、カラタネオガタマは「バナナ シュラブ」と呼んだ方がいいが、手入れをしないと、本当にBushになってしまう。
「バナナ シュラブ」の詳しくは以下のサイトをご覧になって下さい。